中医学や薬膳の基礎になっている陰陽五行。
世の中にあるものはすべて「陰」「陽」
という対立した形でできているという考え(陰陽論)と
五行説(万物は「木・火・土・金・水」から成り、
その関係性から自然を見る方法)
が合わさった思想です。

陰陽論は、
明暗、天地、表裏、上下、凸凹、男女、

善悪、吉凶、太陽と月、固い・柔らかい、
といった矛盾の中らから
世界は変化し、発展する、
という考え。

一方、五行には巡るとか循環するという意味があります。
5つの要素が循環することによって万物が生成され
自然界が構成されていると考えます。

それぞれに対応する季節、時刻、色、臓器、味、感情があり、
秋の季節は、
色は白、
味は辛み、
臓器は肺・大腸、
感情は悲しみ、
に対応します。

肺が弱ってくると「悲しみ」を生み、
ため息、
涙が止まらず
胸が詰まり、
呼吸が乱れ、
悲しみがさらにつのると
肝臓に負担がかかり自律神経が乱れる(金剋木)
冷えや便秘、睡眠障害といった形でサインを送ります。

心、食、動は常に繋がって循環しています。
心が不安定になると、食がみだれ、身体も変化します。
食が乱れると、体が変化し、心に影響が現れます。

負のサイクルに入ったな、と思ったとき、
どれか一つを持ち上げてあげると、
難なく正のサイクルへと戻れます。

そのツールを日ごろから集めておくことは
健康維持のための準備です。

今日は悲しみについて少し少しだけ考えてみましょう。
「私」が悲しい時、どんな変化があるでしょうか?

1、体の調子:例:ぞくぞく、冷える、寝れない、
2、気持ち:がっくり、くらい、
3、悲しい時にしてしまうこと:泣く、一人になる、
4、悲しい時の考え:私はバカだ、みんなに嫌われている、

感情は思考・行動も変えます。
ため息がでるとき、胸がつまるとき、
など悲しんでいる時、自分は自分に何をしてあげるか。

音楽でなぐさめる、おもいっきり泣く、
絵や詩を作る、など、早く気持ちを切り替えれるよう
日ごろから考えておくといいですね。

ただ、大切なものを失った悲しみ
(大事にしていた物、人、ペットなど)は
たっぷりな時間と段階を必要とします。
この話は、また次回に。