呼吸は「心と体の架け橋」
ヨガは身体を整える調身(アーサナ:ヨガのポーズ)、
呼吸を整える調息(プラーナーヤーマ調気法)、
心を整える調心(ディヤーナ瞑想法)の
3つのパートからなっています。

呼吸が整えば、体、心も整い調和されます。

呼吸は唯一、自分でコントロールできる器官。
ゆったりと安定した呼吸で、
心を内面に向けて、ヨガを実践すれば、
そこに柔軟性や技術は必要ありません。

ドイツのマックスプランク研究所がこの10月上旬に
米国雑誌に発表した研究結果によると、
呼吸にのみ集中する古くから行われている
この瞑想法により
前頭前野が大きくなる傾向がある、
ということでした。
(Maxplanc, 2017)

前頭前野はヒトをヒトであるために必要な人間性を司り,
「思考や創造性を担う脳の最高中枢」
であると考えられています。

記憶や学習、高次な情動、判断、抑制、
注意、コミュニケーションと深く関連していて

この部分がダメージを受けると
意欲、思考力、判断力、想像力の低下、
怒りっぽくなったり、
他人への興味が喪失していきます。

認知症やうつ病では
この部分の活動が低く低下していきます。

定期的に呼吸に意識を集中しているだけで、
前頭前野の大きさが変わった。
脳構造を変えることができてしまう。

8週間という短い瞑想の実験でさえも
効果があったというから
驚きです。

息を整える。

朝の数分、
食事前の数分、
寝るまえの数分。

忙しいくしていると呼吸をしていることさえ
忘れてしまいます。
「忙しさ」とは「自分を忘れる」書きますね。
「忙しい」という言葉をよく使っている時、
要注意!

呼吸と共に体を解放し、心を整え
自分の内側を見つめる作業(内観)。
毎日の日課にしてみませんか?
では、また次回、新月の日に!

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