眠りのなぞはまだまだ分かっていないことが多いのですが、
質の良い睡眠は体と心を健康に保つ基礎を作ってくれている、
ということは確かなようです。

時間が命だとしたら、時間の使い方、過ごし方の質は
人生の質を高めます。

人生の3分の1は寝ている人間。
眠りの質は人生向上のキーワードの一つです。

睡眠の質を高めるホルモンが3つあります。
メラトニン、成長ホルモン、コルチゾール。

メラトニンは深い眠りを誘うホルモン。
1980年代に強い抗酸化作用があることが分かりました。
つまり活性酸素による酸化を防いでくれるということ。
老化、炎症、動脈硬化、ガンになりにくい体にしてくれる、
ということです。

電気をつけたまま寝ると、肌が荒れたり、
体がだるくなったことありますか?
これは体が酸化したため
少し老化した状態です。

日中光をたくさん浴びておくと
メラトニン分泌量がふえます。

子どもたちが外でいっぱい遊んだ日は、
良く眠るように、私たち大人も同じ。

2つ目の成長ホルモンは、
深い眠りのとき多く分泌し、
寝ている間に傷ついた組織を回復、
筋肉や骨を成長させてくれます。

骨密度を上げ、体脂肪を減らし、
肌や内臓の老化を遅らせ、
心的ストレスを減らす作用のあるホルモンです。

ダイエット効果もあり、
不眠治療で睡眠が整ってくる痩せるようです。

寝る子は育つ、
は本当だったんですね。

入眠3時間以内に最大になり、
夜10pm~2amが活発に分泌します。
細胞を修復してくれるこの時間は
「お肌のゴールデンタイム」です。

最後のコルチゾールは
ストレスホルモンとして有名ですが、
悪役だけではなさそうです。

このホルモンは起床時に最大になり、目覚めの準備を整えてくれます。えねえるぎーの代謝を活発にし、体温を上昇させ、気持ち良い目覚めを手伝ってくれます。

2日間眠らなくても同じ時間に出ているので、
どんなに仕事で疲れていても
起きる時間を一定にすれば体の健康を維持できます。

ただ「眠る」という単純に思える行動ですが、
私たちの体の中では、想像以上に複雑な働きが行われています。

日中、気持ちよく過ごすには
朝、太陽の下で散歩し、日中はしっかり体を動かし、
寝る2時間前には夕食をすまし、
寝るまえには暗くし、体を温めて、
10時までには就寝。

とりあえず1か月試してみると、
その効果が感じられるはず。
お試しください!(^^)!

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