サクラのつぼみが膨らんできましたね。
植物たちが春を今か今かと芽吹くタイミングを待っています。

植物だけでなく
人間の体も、
春になるといろんなものが芽吹いてきます。
春に向けて体も衣替え。
いらないものをどんどん出そうとします。

目や鼻がかゆい、
くしゃみ、涙、
やたら眠い
風邪をひきやすい

東洋医学では「排出」という現象
いわゆる「デトックス」ですね。
西洋的に見れば免疫力の低下

免疫細胞は外界と接触する部分に多くがいます。
外界から身を守るためです。

具体的にどこにいるかというと、
粘膜(のどや鼻)、皮膚、
そして腸です。

腸は体の中にありますが、
実は外界との境界です。

「ちくわ」のように穴が開いている状態
と考えると納得いきますね。
中だけど、外なんです。

腸や皮膚は「自分以外の菌や生物」と
接触する機会が一番多い器官です。

そして体の免疫系の70~80%が
腸にあると言われています。
今、よく耳にする「腸活」の理由がここにあります。

腸内にある腸内細菌を常にいい状態にしていくことは、身体的にも精神的にも健康でいるためのキーワードです。

話はもどって、
免疫には大きく分けて2種類あります。
生まれながらにもつ自然免疫
後天的に獲得する適応免疫。

自然免疫は
一つ目の砦です。
直接ウイルスを食べて追い出したり、
増殖し、囲い込み、
次に待ち受けている適応免疫に情報を送ります。

風邪をひきにくい人は、
生得的な自然免疫が強い。

次の獲得免疫は
感染した病原体を特異的に
見分け、記憶し、攻撃。
とても強力な免疫です。
ただ、動き出すまでに数日はかかり、
とても時間がかかる。

では、どうやったら免疫力を効果的にあげれるのでしょうか?

それはとてもシンプル。
粘膜には鼻洗浄やうがい、
皮膚には寒風摩擦
そして腸には発酵食品(納豆や味噌汁、漬物)。

日常レベルからできる簡単なものばかりですね。
でも、簡単すぎるとなかなか続かない。

習慣レベルまで定着させるには
少々の粘りと努力がいりますが、
トライする価値は大きいはず。

朝起きたらこの3点セット試してみましょう!
起きたら、鼻洗浄、寒風摩擦、
朝食に、味噌汁!

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