夏の飲み物といえば、
我が家は甘酒。
冷えた甘酒を水で割って、
レモンか梅酢を加えドリンクとして。
果物を入れてブレンダーにかけ、
豆乳と混ぜて冷凍庫にいれると
アイスクリームにもなる。
ドレッシングのベースとして
梅酢や白みそ、練りごまなどと混ぜると
なんとも味会いある風味に。
夏の季語にもなっていますね。
夏には欠かせない食材。
発酵させるのも
夏は魔法瓶に入れっぱなしでOK。
(50度で8~10時間ほど置くだけ)
体をヒンヤリ適度に冷やし、
「飲む点滴」と言われるほど
ビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維が
豊富に入っている甘酒。
体内への吸収率は90%もあり、
体力回復に最高の食材です。
甘酒の効能が普及しブームが来ているようで
店から麹菌が売り切れ続出のようですね。
もうご存知の方も多いと思いますが、
麹菌は、人間に必要な酵素を
100種類以上も含んでいます。
そのまま腸内細菌の一部となり
調を活性化してくれるものもあります。
代表的な酵素は
• アミラーゼ:デンプンをブドウ糖に分解する
• プロテアーゼ:タンパク質をアミノ酸に分解する
• リパーゼ:脂肪を脂肪酸に分解する
• セルラーゼ:植物の繊維をオリゴ糖に分解
甘酒には、必須アミノ酸9種類がすべて含まれています。
必須アミノ酸は、筋肉や血管・脳などの細胞を作る上で必要不可欠で、
老化を防ぐ働きがあります!
その他、ビタミンや繊維も豊富。
特に現代日本人に不足しがちなビタミンBの補給には最適です。
ちなみにビタミンBは炭水化物や脂質の代謝に関係していて、
不足すると疲労、不眠、むくみ、成長が止まり、皮膚の炎症や脳の発育、貧血などの症状を引き起こします。
豆類(特に小豆)、玄米、黒ゴマ、海藻類、発酵食品などに多く含まれています。
なお、甘酒の酵素は熱に弱いので、
生がお勧めです。
市販品はパックされるときに熱処理されているものが多いので、
効果がずいぶん落ちます。
甘さも白砂糖の9割もあり、
GI値もゆっくりあげてくれ、
栄養、酵素もたっぷりの甘酒。
ちょっと手間をかけて、
自家製の甘酒を作ってみましょう!
(気になる方はメーカーに直接問い合わせてみるのがお勧めです。)