陰陽五行で体をみてみると、
秋は「肺」や「大腸」が弱りやすく、
そうなると皮膚にトラブルが出てきたり、免疫力が低下し、
病気しやすい体の素地を作ってしまいます。
大腸は老廃物や余分な水分を
便や皮膚から発汗という形で処理しています。
大腸が弱ってくると、老廃物が大腸のリンパ管につまり、
皮膚からの排出もうまくいかず、
皮膚炎や湿疹となって表れてきます。
口内炎、便秘、ぜんそく、胃潰瘍なども
大腸の弱りと関係あると考えます。
その他、皮膚がかさついたり、のどが痛くなったり、
鼻水、せき、体の抵抗力が下がり風邪をひきやすくなったり、
こういった症状は肺・大腸が弱ったサイン。
味噌汁、煮物、お浸し、漬物、キノコ類、海藻は
肺・大腸を潤してくれます。
肺・大腸が潤うと、
皮膚にもみずみずしさがもどってきます。
特に乾燥する秋冬は体が乾燥し、
のどや鼻の粘膜が乾燥すると、病原菌が侵入しやすくなります。
部屋もカラダも加湿してあげましょう。
「白い野菜」も大切。
れんこん、大根、白ネギ、玉ねぎ、自然薯、里芋、葛などの白い食材は
肺と大腸の気を上げてくれます。
積極的にとることで体液が循環し、
潤わせてくれます。
注意が必要なのは、乾燥した食べ物、
スナック類、揚げ物、クッキーなどの焼き菓子、白砂糖です。
肺を乾燥させてしまいます。要注意。
ちなみに、ぼごうは皮膚、足腰を強めてくれる食材。
積極的に取り入れてみて下さい!(^^)!