本当のリラックスした状態とは、
寝転んでだらだらと
脱力している状態ではなく、
身体がリラックスしていても
精神の覚醒度は保たれている状態をさします。
闘争か逃走(fight or fly)の真逆の状態です。
この状態では脳への血流量は増え、
覚醒度は高まり、
より明晰にものを
考えることができます。
ヨガはこれをめざします。
どんな時も
Sthira(スティラ=安定)と
Sukha(スカ=快適さ)の
両方のバランスがとれている状態です。
日本の道を究めた達人も
この境地を究めた人達です。
リラックスしながら集中する。
ヨガのポーズでも快適さの中に安定が生まれます。
また逆もしかり。
このようのな状態で初めて
ポーズの本当の恩恵を受けることができます。
これは日常生活の体の使い方、心の使い方
でも応用できます。
難しいようですが、
練習し体で身につけていけば
誰でもできる到達地点です。
人によって合う方法と
そうでないものがあるので
自分にはどれが合うか、
どれなら続けられるか、
一度考えてみて下さい。
・呼吸法
・瞑想
・ヨガ
・マインドフルネス瞑想法
・イメージ誘導法(自律訓練法など)
心と体を鎮めるのにこれらが有効であること、
これらによって脳の機能や構造までも変えることができることは、
最近の研究によっても証明されてきました。
最高のパフォーマンスが出せる状態を
常に用意しておくことは
人生を有意義に過ごす土台になります。
まずは、深呼吸からはじめてみませんか?