ストレス反応は基本的には生き延びる手助けとして必要なものです。
中程度のストレスはいい刺激になります。

締切を決めるといい作品ができたり、
手術の時の緊張感は免疫力を高め、
術後を良好にするという研究報告もあります。
運動の刺激は体を鍛えます。

中程度のストレスに身を置いて、
最大の能力を発揮することがベターですが、
そうでないストレスを受けた時に、
体はいろんな方法でストレスを知らせてくれます。

ストレスを感じた時にどう身体が知らせてくれているか、
体を観察してみましょう。

□ 息苦しさ、または過呼吸
□ 発汗
□ 心拍数があがる
□ のどが渇く
□ 震え
□ 手足の冷え
□ しびれ、麻痺
□ 痛み(頭痛、肩こり、腰痛、首、顎、関節)
□ 顔面の赤らみ、青ざめ
□ 食欲低下
□ 便秘、下痢、
□ 目のトラブル(かすみ、チック、疲労、乾燥)
□ 胃腸のトラブル
□ 発疹
□ めまい、卒倒、パニック
□ ため息が多い
□ 脱毛
□ 離人感
□ 風邪をよくひく(免疫力低下、過剰にコルチゾールアップし、目根気昨日がダウン。侵入してきた抗原に弱くなってしまう。)

ストレスで危険や脅威を感じると
脳は自律神経という神経系の一部にメッセージを送ります。

自律神経は交感神経・副交感神経からなっていますが、
ストレス下に置かれると、
交感神経がアップし、
副腎からアドレナリン・ノルアドレナリンを出すようにめいれいします。
そして、心拍数、心拍量、呼吸数、血液量増える。
血液に酸素がみなぎるので、息苦しさ、めまい、目のかすみといった症状が起こります。

興奮が収まると、副交感神経が優位になり、アドレナリン・ノルアドレナリンを分解しはじめます。そして神経は平穏な状態へと回復。

こういった生理的反応は
大昔の私たちの先祖が生き延びるために必要なものでした。
危険を察知し、行動に移つす。
ほんの一瞬でも警戒を緩めたら、
大惨事になってしまう可能性がありました。

ところが安全な世界に生きる現代は、
行動、という発散をしないまま、
エネルギーを体にためてしまっています。

排出・浄化の季節、春。
定期的な運動、ヨガや瞑想などで体を整え
たまったエネルギーを上手に発散させてあげましょう!

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