心臓の健康と脳の健康は深く関連しているようです。
(Aamodt,S. Wang,S. 2012)
活発な子どもとそうでない子ども(4~18歳)を
比較したの研究では、
知能指数、近く能力、言語能力、数学能力、学習態度、
ともに活発な子どもの方が優位を見せたとのこと。
(Bailey,R. 2006)
他の研究も注目に値します。
よく運動している9~10歳の子どもは
運動をあまりしないグループよりも
海馬と背側線条体が大きいという報告がありました。
この2つは「認知の柔軟性」と「学習」に
深く関係のある脳の器官です。
これは、運動が前頭皮質や頭頂葉皮質の成長を
活発にするためだとか。
さらに興味深いのは、運動している高齢者と
いつも座っているグループとでは、
前者の方が
計画を立てたり、組織的な行動がよくでき、
あいまいさと矛盾の指摘などにも
よく対応できたとのこと。
(Hillman,C.H., Erickson,K.I., Kramer,A.F., 2008)
70歳から運動を始めても
数か月で脳の機能は改善するようで、
アルツハイマーを含む認知症になる確率も
半減するようです。
今からでも遅くありません。
毎日20~30分の運動、始めてみませんか?
では、次回のヨガの教室で!