Week1: 消化力をあげる(食養)
今日は
「消化力を上げる食べ方・食べ物」を
学び・実践していきましょう。
消化をよくするには以下の2点が大切です。
1.体にいいものを取り入れる(intake)
2.消化力を助ける食べ方(噛む)
私たちの体(脳も!)は
「食べ物」でできています。
体を作っている一つ一つの細胞は
食べ物が「化けた物」と
言ってもいいでしょう。
(もっというと食べ物は土でできている、
つまり私たちも土が化けた物)
望診のプロから見ると、
顔や舌を見るだけで
その人の体の中の状態や
何を食べてきたが
これからどうなるか、
心の状態まで分かる!
1,2を実践することで
体は確実に変わります。
では、「よい食べ物」
とはどんなものか?
課題をしながら
1ヶ月一緒に考えていきましょう。
●今日の課題(エクササイズ)は3つです
1.今の自分の食を知る(アセスメント)
今の自分の食事について
1~5に答えてみよう!
1.好きな食べ物は?
_________________
(思いつくだけたくさん書きだしましょう)
2.食べない方がいいと分かっているけど、
時々食べたくなる、
または食べてしまう食べ物は?
頻度は?量は?
__________________
3.体にいいと思う食べ物は?
__________________
それをどのくらいどの頻度で
どんな料理で積極的に取り入れていますか?
__________________
4.やめたいけどやめれない食べ物は?
________________
何故やめれないんだろう?なんのために食べるんだろう?
________________
これからも食べ続けるんだろうか?
________________
食べ続けるとどうなるんだろうか?
________________
5.今の自分が思う「理想の食事」は?
________________________
具体例でシュミレーションしてみよう、
誰と何をどこで食べる?
________________________
朝食の内容は?昼食・夕食は?
________________________
6.5で書いた「理想の食事」を実現できたら
どんな気分ですか?
______________________
なぜできない(しない)のでしょうか?
______________________
「理想の食事」に近づく方法はありますか?
______________________
7.6で書いた解決法をたくさん書いてみましょう
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・
2.よく噛もう!
もう習慣化されている方も多いかもしれませんが、
この1か月試してほしいことがあります
それは
一口30回以上かむ
です
噛むことには
健康維持・老化予防・美容面で
たくさんのメリットがあります。
・唾液がよくでて消化力が上がる
・虫歯になりにくい(唾液の自浄作用)
・脳が活性化(集中力、持続力、バランス力)
・肥満防止(生活習慣病の予防にも)
・顔のリフトアップ
他にも驚くような効果がたくさんあります
もっと詳しく知りたい方は
日本咀嚼学会の記事を
http://sosyaku.umin.jp/info/file/info01.pdf
をご覧ください
噛むとこめかみが動きますね
「こめかみ」=「米噛み」
が由来だそうです
「米神」とも言われていると聞きました
主食がコメの日本人にとって
米は神様からの贈り物
つまり食べ物は大自然の贈り物
そういった感謝の気持ちも忘れず
よく噛もう、
ということでしょうか。
江戸時代中期の頃の観相学の大家
水野南北によると
「悔い改める」は
「食い改める」
ことから始まると。
食事のあり方で
人生が変わると。
一口30回をめやすに、
調子が悪い時は100回
顎がつかれるまで噛んで下さい。
でも、数えるの大変?
そうですよね
たとえばこんな方法はどうでしょう?
「ありがとうございます」
に合わせてかんでみて下さい。
これを3回繰り返すと
10×3=30!
あれ?いつの間にか30回!
(よく噛むと甘さを感じることができ腸も喜んで一石二鳥!)
3.食卓にごぼうを取り入れよう!
この1週間は
「ごぼう」を意識して
食事に取り入れてみてください。
ごぼうは
水溶性食物繊維が
多い食品として有名です。
食物繊維は腸内細菌のエサ。
腸内細菌の善玉を育て
腸を活発にすることで
消化力をあげデトックスを助けます。
つまり、食物繊維をたべると
腸が喜んで働いてくれる、ということ。
また腸は幸せホルモンのセロトニンを
全体の70%も出す臓器ということが
最近の研究で分かってきました。
腸が整うと心も安定し
自分の心が安定すると
周りの人にも「安心感・幸せ感」を
無理せず自然に届けることができます
心身を食べ物で安定さす。
ストレスを自分で呼びこまない。
これを繰り返しているうちに
正のサイクルで人生が
動き始めます。
ごぼう食養料理の参考レシピ
※ホルモンを整え
砂糖の中和をしてくれます
夏に限らず時々食してください
● ごぼうのみそ汁
意外と女性の大人にうける!
<材料>
・ごぼう 適量 ➡ 斜め細切り、またはささがき
・ニンジン 適量 ➡ 斜め細切り
・干しシイタケ・昆布出汁(人数分)
・好みの味噌(ぜひ「本物の味噌」をお選び下さい!)
● ごぼうと高野豆腐のフリット
冷めても美味しくお弁当にいい!
<材料>
・ごぼう (数本)
➡ たたいて乱切り(または斜め細切り)
・高野豆腐 (ごぼうと同じ量)
➡ お湯で戻して手で小さくちぎる
・緑のものをいれてもいい(パセリ・カブの葉など)
・米粉か小麦粉(適量)
・塩(少々)
<作り方>
1.材料をすべて合わせて一口サイズに小さくまとめる
(ビニールに入れて、もう一度棒でたたくとまとまりやすい)
2.揚げる
※おすすめは、ごま油、またはオリーブ油を
フライパンに薄くしいて蓋をして
「蒸し揚げ」をする
※材料はできたら無農薬無肥料がお勧めで
いい土で育った野菜は慣行栽培と比べて栄養価が数倍違う!
味も濃く、味わい深いです
※「一物全体」:全体をまるごと頂くこと
は食事の理想の一つ。
科学ではまだ解明されていない
微量栄養素をバランスよく
取ることができます。
無農薬野菜は
皮まで食べることができ、
計り知れない栄養素が皮に含まれている
うれしいのは
ゴミも随分減ること。
理想の食の形です。
※斜め細切り
陰陽調和ができた切り方です
※ 東洋の考えでは
外が陰、中が陽、
斜め細切りをすることで
陰陽両方を一口で
いただくことができます。
<このプログラムの進め方>
1.毎日、その週に配信されたヨガをする
2.その週の食養を1日1回、毎日か1日おきに取り入れる(レシピは参考までに。その後は不定期でもOK.)
3.心のエクササイズは、週に2,3回見直して必要なら書き換える(実は、地味なこの作業が1,2の相乗効果を高める!)
4.課題の提出先seeds@f-aire.com(提出は自由です。送っていただけたらコメントをお送りいたします)
では、長文お疲れさまでした
今日は以上です