Week3:代謝力ををあげる(食養)

今日は「排出力」を助ける食
について知識を深めていきましょう

今日の食は
「白湯」

え!?!?!

ですよね。

排出力を高める食べ物は何だろう?と
楽しみにされていた方も多かったかな?

(発酵食品とずいぶん迷いましたが
こちらはまたの機会に)

排出を助けるのは
プチ断食に次いで
白湯は2番目に効果が高く
古くからその効果は知られていました。

では、白湯を使った
排出作業、進めていきましょう。

体内老廃物のセルフチェック

ヨガ・アーユルヴェーダでは
こころとからだの
未了化物(老廃物)のことを

「アーマ」
と呼びます。

食べた物がちゃんと
消化されていないと

毒素となって
体の隅々に蓄積され、

これがあらゆる病気の
原因になってしまう、
と考えます。

どのくらい
アーマがたまっているか、
まずは自己チェックしてみましょう


<アーマチェック>

次の項目に当てはまるものがあれば
すべてチェックしてみよう!

□ 毎朝、便がでることが少ない。
出てもすっきりしないことが多い
□ 口の中がねばねばしていて不快なことがある
□ 食後に眠くなることが多い
□ 朝スッキリ起きれない
□ 夜、寝つきが悪い
□ 目ヤニ・耳石が多く出る
□ 食欲が日によって安定しない
□ お腹が空かないのに食べることがある
□ お腹が空かないし、関心も少ない
□ 便・尿の色が濃い黄色である
□ 便が臭い
□ 鼻がよくつまる
□ おならがよくでる
□ おならが臭い
□ 体臭が強い
□ 皮膚が赤くはれたり、かゆくなることがある
□ 吹き出物・ニキビが良く出る
□ 体がだるい、重い、やる気がでない
□ 疲れやすく、すぐ横になりたくなる
□ 口内炎ができやすい
□ 花粉症・アレルギー体質である
□ 舌苔(舌の上にある不純物)が
茶色、白、黄色である

※舌苔はスプーンなどのエッジでとることができます。そのばあいは味蕾を傷つけないようやさしく。

__________________

いかがでしたでしょうか?

2つ以上あれば
「アーマ」が貯まっている、
または
「アーマ」が貯まりつつある状態。

これ、どうにかしたいですよね。

では、今日は白湯を使って
洗い流していきましょう。

2.アーユルヴェーダ式お白湯

豆乳や牛乳が一杯入った
コップを洗うには

一旦コップのコーヒーを
すべて捨てなければ

その上からいくら水を注いでも
なかなかきれいになりません。

豆乳や牛乳など
油脂を含んでいる食材だと

汚れをとるのは
さらに大変です。

お腹の掃除も同じです。

まずは出す
そして入れる

出せてないのに入れてしまうところに
様々なトラブルが発生してしまいます

それを助けてくれる食は一つ

白湯です

始めはただの
「お湯」と思われますが

はるか5000年前の
古代インドで発祥した
世界最古の伝統医学
“アーユルヴェーダ”では

白湯を
「火・風・水の3要素を含む
バランスの取れた飲みもの」

と位置付けていて
その効能は計り知れません。

毎朝、毎食の白湯のみを続けると

消化力・代謝力・免疫力・
血流・リンパの流れが
すべてがよくなります

便秘改善・肌荒れ改善・痩身もでき
体の不調だけでなく心の不調が
必ずと改善されると言われています。

体質によって食べ物の効果は
ずいぶんちがいますが

(Aさんには納豆がいいけど、
Bさんには味噌がいい)

お白湯は万人向けの
最も簡単で安価な排毒促進剤です

●おいしい白湯の正しい作り方・飲み方

「若返りの白湯」と言われている
アーユルヴェーダ式白湯
の作り方をご紹介します

ただ単に温めた水ではなく、
少し沸かし方と飲み方に
簡単なコツが必要で

薬膳として体の健康を
促進してくれます。

<用意するもの>

1.ヤカン
2.きれいな水

※ アーユルヴェーダでは
自分の住んでいる土地の水が
体に適していると推奨しています。


<作りか・飲み方>

1. やかんに水を入れ強火にかける

2.沸騰し始めたら蓋をとり、
大きな泡がポコポコたつくらいの
火力で10分以上沸かし続ける

3.火を止めて、飲める温度まで冷まして、
「ゆっくりすするように飲む」
(➡これが大切なポイント)

<その他のポイント>

・半分以上に詰めるとさらに効果があると古書には記されていますが、水質がよくなった現代は必要ないかも、という意見も。

・水の質によりますが、私は10~15分沸騰させています。

<飲み方・飲む時間帯>

・「ゆっくりすするように飲む」のがポイントです

・一杯目は起床直後に飲むことをお勧めします

・3つの浄化がそろった時期は最強です
① 浄化の季節「春」 ② 排出の時期「新月」 ③ 排出の時間帯「朝」

・「子午流注(しごるちゅう)」:東洋医学では各内臓が活発に動く時間帯があると考えます。午前5~7時は「大腸」、7~9時は「胃」。この間にお白湯を飲んでおきましょう!

・冷めた白湯は避けましょう。美味しいと感じる熱さで飲むのが推奨されています(40℃~60℃が体のためにはお勧めです)

・プチ断食をしているときは2,3時間ごとに飲みましょう

・注意したいのが“食後”の30分間。このタイミングは、胃の消化液を薄めてしまうので白湯を飲むのは避けましょう

・一度沸騰させた白湯の温め直しはNG。そのつど沸かすのが理想です。むずかしい場合は、朝に多めに沸かしておいて、マグボトルや保温ポットなどに入れて保温しておきましょう。

・その日の体調によって味が変わります。体調が良い時は甘くて深見ある味がします。今日はどんな味か、毎回チェックしながら飲んでみるのもおすすめです。

水いっぱい入ったコップに
いくら水を注いでも
あふれるばかり。

まずは出す力を育てましょう!

朝一杯の白湯を正しく飲むことで
その力を養えます。

では、次回は最後の週、「総仕上げ」!
そのまえに、出す力漬けておいてくださいね!(^^)!

アーユルヴェーダ式、白湯浄化法の過去の記事も参照ください⤵

理想の飲み物 [白湯]

<このプログラムの進め方>

1.毎日、その週に配信されたヨガをしよう!(時間がない時は数ポーズでもやってみよう!)
2.その週の食養を1日1回、毎日、または1日おきに取り入れる
3.心のエクササイズは、週に2,3回見直して必要なら書き換える(実は、地味なこの作業が1,2の相乗効果を高める!)
4.課題の提出先seeds@f-aire.com

(提出は自由です。提出してくださった方からコメントやアドヴァイスをお送りしております。)

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