怒って怒って、怒りながら自己啓発!

今日は身近でありながら
なかなか理解されない「怒り」という感情について、
心理学的に紐解いていきます。

<お天気やの感情?>

悲しみ、焦り、イライラ、怒り、
優越感、恐怖、不安、、、、

お天気屋である感情は判断や選択を邪魔する、
と考えている人は多いのではないでしょうか。

悲しい出来事があった時、落ち込んだ時、
世の中すべてが悲しみのベールで被われているように見え、

楽しいことがあったは時、
何をしていても、楽しい。

あいまいで非論理的に思える感情に
私たちの毎日、人生は
時に大きく動かされて、
波乱の波に飲み込まれることもあります。

でも、実は感情は
まだ言葉が発達していなかった頃、
私たちの命を守るため、
身体的に危険なもの、必要なものをいち早く知るために
進化の過程で発達した能力でした。(Aamodt & Wang, 2008)

そう、
もともと感情は自分を守るための必須道具でした。
大切な情報に対して起こった感情に集中させることで身を守ったのです。

諸説ありますが、

感情は大きく4つに分類できます。
「喜び、悲しみ、怒り、恐れ」
(English, F. 1975)

「怒り、悲しみ、驚き、幸せ、恐れ、軽蔑、嫌悪」
という7つに分類する方法もあります。

これはかなり大規模な研究報告で、
文化や人種、性差に関係なく
この7つの感情が共通してみられた、というものです。
(Ekman,P. 2006)

これらは原始的で生きるために必要な感情です。
そして大脳の発達共に、基本的感情は分化し複雑になり
芸術作品にみられるような情操へ発達していきました。

<何に怒ってる!?>

さて、今回のテーマ「怒り」を見ていきましょう。
皆さんはどのくらいの頻度で怒りますか?
どんな時に怒りますか?
どうして怒るんでしょうか?
よく怒る人は周りにいますか?

怒っている自分はどんな感じになりますか?
たいていの人は
心拍数や血圧は上がり、
呼吸は早くなり、顔が赤くなり、
目つきは厳しくなり
人を寄せ付けません。

実際、怒ってる人には近寄りたくない!
感情が身を守るためにできたのも納得いきますね。

次に、どんな時に自分は怒るのか、
考えてみましょう。

・仕事後に食べようと思って残していたケーキが冷蔵庫から消えていた時。

・何回注意しても片づけない子どもたち。

・母の日に、心を込めて作ったセーターを粗末に扱われた時、

・理解してくれなかった時、etc…

どんなに優しそうに見える人でも
心が広い人でも怒ります。

見せない、または自分でも気づいていない
怒りもたくさんあります。

怒りはすでに新生児にも見られます。

おっぱいを吸っている時に乳房をとりあげると
怒ったようなしぐさをする、という報告があります。
これは「怒りの原型」として考えられています。
(holden, 2000)

➝実際、2人の子育てでの観察より経験あり!本当に怒っていた(*_*;

基本的に、私たちは自分がやろうとしていることを
邪魔された時に怒りを感じやすいようです。

ちなみに、
身体的に制限を加えると子どもはすぐに怒ります。

(両手・両足を自由に動けなく。これは発達心理学でよくする方法で、
したいことが出来ないとき怒りが沸き起こるというもっともな例。)

<怒りる原因は様々ではない>

怒る理由は人さまざま、
と考える人は多そうですが、

実は人種や時代に関係なく
ある共通点があります。

現在、人が怒る原因には
次のようなものがあると言われています。
(Ekman,P. 2006)

・誰かが私たちの行動や容姿について
うわさしたり、侮辱したと感じた時

・身体的に危害を加えようとしたとき。

・期待したことをしてくれなかったとき。

・好きな人に拒絶されたとき。

・大事なもの・人が奪われたとき。

・自分のやりたいことがかなわなかった時。

こう見てみると、
人間関係の中で暮らしている私達の中には
気づいていない怒りがいっぱい。

今怒っている理由は何か?
なんて考える機会が今までなかったら、
一度立ち止まって考えてみましょう。

でも、それはなかなか難しい。
というのは、怒っている時、
たいていは自分が怒っていることに気づかないことが多いから!

そして、怒りは
一瞬にして起こり
一瞬にして消えていくものだから!

長くても4秒まで、
とも言われています
(Ekman,P. 2006)

でも、立ち止まってみてみましょう。
そこに、自分の伸び幅がある。

怒る理由、場所、相手は誰か、
見つめていると、自分のパターンが見えてきて
自分の核になる価値観が浮き出てきます。

でも、長く怒ることもあるよ、という人、
長い怒りについてはまた次回に。

<次回のWS>
春のヨガ (宝塚市)
3月30日(土)10:00~11:30

ママのための勉強会 (東京武蔵野市)
6月28日(金)10:00~11:30 

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