今年もArt Therapy Workshopが
カラーパーティー展覧会で開かれました。
スタッフのみなさんの支えのものと、
今年で7回目を迎えることができました。
今年のテーマカラーはブルー。
まずはブルーの様々なアート素材で遊び、
ブルーがどう体と心に影響したかを体感して頂きました。
何か共通する感覚がそこにはありましたね。
これは国籍、文化、時代に関係なく
人類共通の感覚です。
このワークの後に、
実際の人体への影響、心理的な影響を
プロの心理実験を通して見て頂きました。
体感した後でのサイエンス的エビデンスは
説得力があり、自分の中で納得がいきますね。
後半は、深層心理の演習をしながら
あり方、生き方を見つめていく作業でした。
ブルーの歴史的、文化的、哲学的、宗教的、
そして心理的意味をみながら、
アートや言葉を使った心理のテクニックを使って
心奥深くにあるストレスをさぐり
それを開放する方法を3つもご紹介しました。
ストレスを作っているのは自分、
でもそこから解放してあげれるのも自分。
ブルーという色の波動を使って
上手にストレスと付き合う方法は使えます。
あとは日常で使ってみる、
そしてそれを習慣化する。
でもこの「習慣にする」のが、
たくさんの人がつまずいてしまう難しい作業です。
私もたくさん経験があります。
ワークショップを受けた日から1週間ほどは気持ちいいのですが、
数か月たってしまうと、またもとの自分に戻っている。。。
あの時は「毎日やろう!」と心に誓ったのに
いつのまにか頭の片隅に、そしてすっかり忘れてしまっている。。。
習慣化するには大人は努力がいります。
もうすでに習慣化されたパターンの中に新しいものをいれるのは難しいですね。
でもひとたび軌道に乗れば
毎食の歯磨きと一緒、靴をそろえたり、
ベッドメイキングなどと一緒、
「いい習慣」が
気が付かないうちにマイナスのストレスを軽減し、
自分の能力を思いっきり使って
残りの人生を謳歌できる環境をいつのまにか
整えてくるのです。
そして、そのうちストレスがストレスでなくなる。
自分のキャパシティーが増えるんですね。
そうすることで人生での自由度が増える!
経済的自由
身体的自由
時間的自由
感情的自由
精神的自由
etc……
環境(文化や習慣も含めた)や他人、
自分自身が作った制約・抑圧に縛られずに生きる、
こういった自由を私たちは心から欲しています。
そのためにはまずは
自分を自由にしてあげる。
思い込みや過去の傷、制約から解放してあげる。
そのためには、視野を柔軟にし、自分に成長の水をあげ続けること。
参加して下さった皆様、
お疲れ様でした。
3つのストレス予防法、解消法、続けて言っていただければ、
今日の学びを生かしていただければ幸いです。
そしてまた来年お会いできたらうれしいです.