夏至のデトックス [血液を浄化する小豆昆布]

2018年は今日が夏至。
関西育ちの私は
夏至になると
水無月(みなづき)という
小豆の和菓子を懐かしく思い出します。
 
でも甘味料はなるべく避けたいので
小豆昆布や米あめの羊羹(水無月風)を
作るのが習慣になりました。
 
今年は無性に小豆が食べたく、
自分のためだけに
小豆昆布を作ってしまいました。
幸せでした(*^_^*)
 
小豆は強力なデトックス作用がある食材です。
(砂糖と一緒に取ると効果がずいぶん減ります)
梅雨で湿気た体の水分をだしてくれ
むくみや疲労をとってくれます。
 
詳しくは

小豆の効果
 
水無月の和菓子は
白いういろうの上に
小豆をのせ
三角に切り分けた和菓子です。
 
本来は6月30日に食べる
京都の習わしだったようです。
1月から6月までの半年の罪や穢れ、
また
残りの6カ月も(削除)
無病息災を祈願する神事から
始まった夏越しの神事が始まりだとのこと。
 
今は暑気払いとして
食べられていいます。
 
24節季、冬至はかぼちゃ、
と言いますが、
夏至は地域によって
風習が違うようです。
 
ちなみに、調べてみると
大阪はたこ、関東・奈良は半麦生餅、
越後は焼きサバ、香川のうどん、愛知のイチジク田楽、
 
もう一つついでに
スウェーデンはニシンの酢漬けとゆでじゃが
だそうです。
 
日照時間の短い北欧では
大切な時間として
あちらこちらでお祭りがあるとか。
 
最後に小豆昆布の作り方です

<作り方>
小豆(1cup)
昆布(5cm角)
水(3~4cup)
塩(小1)
 
1.昆布を細かく切る
2.鍋に材料を入れ強火にかけ、
沸騰したら弱火にし小豆が柔らかくなるまでたく。
塩で調味。
 
<効果>
心臓、腎臓、肝臓機能を上げ、利尿、解毒、浄血作用があるため
むくみ、便秘、慢性疲労、肩こり、腰痛などに効果があります。
※胃腸の弱い人は利尿作用、解毒作用が強いので多食は注意して下さい。
 
かぼちゃの季節が来ると
小豆かぼちゃも、これまた美味です。
こちらは糖尿病の特効薬としても有名です。
 
ビタミンB1,2が豊富なので、
小豆ごはんにすると糖質代謝がよくなり、
血液を浄化してくれます。
 
日本では古くから1,15日に
小豆ごはんを食べる習慣がありました。
小豆を定期的に取り入れることで
血液を綺麗にできます。
是非、生活に取り入れてみて下さい。

関連記事

  1. 日本の夏を乗り切る体づくり [食事から体をつくる]

  2. 体に湿気をためない3つの方法

  3. 美しさは食卓から。今日の夕食はこれで決まり! :良質の植物性…

  4. 切り干し大根茶 は ダイエット や解毒に効果あり

  5. ウィルス対策~ヨモギ茶のビタミンCで免疫をつける

  6. ヨガ と この食材 で スッキリ お腹 [便秘3]

  7. アーユルヴェーダ的食べ方に変身:イーストなしの発芽玄米パン

  8. 半日断食21.(食編)

  9. 冬の食材がホルモンバランスを整える:スローエージングのための…

  10. 寒い冬のためのスローエージング食(食事から整える)

  11. フランスの大学カフェでも週一ベジタリアン始まる!

  12. ウィルス対策~塩番茶うがい

  13. あらゆる痛みをとる方法:腰、肩、頭、腹、胸、心

  14. 豆は毎日食べても飽きない ![豆の料理法]

  15. 無農薬の紅大根 [浄化作用の強い春の赤い食材]

  1. 2025.06.26

    微笑みの嘘、本音の沈黙。心理学が読み解く“笑顔――Duc…

  2. 2025.06.24

    精神科医?カウンセラー?いったい何が違う?

  3. 2025.06.06

    新・呼吸法のクラスはじまります

  4. 2025.06.01

    「初夏ベジーの集い:食と命を考える会」&「体を調える梅雨…

  5. 2025.02.28

    「薬膳小豆」を使って心身のバランスをとる方法

  1. 2020.05.01

    5月9日はオンラインヨガクラス

  2. 2019.11.26

    心理学・アートセラピーの年末ワークショップ

  3. 2019.10.31

    脳HOW no.6.「睡眠力」

  4. 2019.07.17

    Women’s Life はじまります!

  5. 2019.05.05

    no.5. 脳HOW

  6. 2019.02.04

    第5回 脳HOW 腸=脳=心

  7. 2018.12.22

    「ママのための勉強会 in 東京