梅肉エキス はインフルエンザ感染の早期で効果大

インフルエンザの予防、
どんなことをされていますか?

手洗い、うがい、マスク、換気、予防接種、
日ごろからの免疫力強化,部屋の湿度、etc.

そこにもう一つ梅肉エキスを加えてみましょう。

私の経験では、
梅肉エキスはインフルエンザや風邪の
予防と初期に効果が高く、

冬には欠かせない
手当の一つになっています。

今日は梅肉エキスの
インフルエンザへの効果を見ていきます。

<梅肉エキスは最強の自然食品>

梅肉エキスには

・強力な殺菌力、

・鎮痛作用、

・血液をサラサラにし血行を促すなど、

強力な効力が知られおり
昔から家庭の万能薬として
珍重されてきました。

体への主な作用は
免疫力を上げアレルギーを緩和したり、
活性酸素を除去し細胞の老化を防ぎ、
胃腸のトラブル、便秘、下痢の改善、
代謝を上げ疲労を回復、

梅肉エキスの有機酸が肝機能を高め、
ガン予防や痛風予防にも
期待が寄せられている食品です。

これらは経験的に知られているだけでしたが
科学的エビデンスも少しずつ明らかになってきています。

その他、梅肉エキスの効果はこちらを

梅肉エキスが胃腸を調える [効果と飲み方]

梅肉エキス1グラム [小さじ一杯]でも冷え性に効果? 肌艶の良さは実感!

<インフルエンザの感染方法を知っておこう!>

まずは「相手をよく知る」ことが大切です。
(人間関係も同じですね(*^_^*)

インフルエンザの感染方法を見てみましょう。

インフルエンザは感染者からのくしゃみや咳から
ウイルスを吸い込むことで感染したり(飛沫感染)

ウィルスを保持した人がさわった
ドアノブなどからも感染します(接触感染)

さらに新たな研究では
同じ部屋にいるだけでも感染する「空気感染」
予想以上に起こりやすいことが発表されています。

同じ部屋で息をしているだけで
感染する、ということ!

この研究によると
咳やくしゃみが出なくても
インフルエンザウィルスに含まれる
大気エアロゾルという小さな粒子が浮遊し、
体内に入り感染するとうことでした。

※大気エアロゾル:空気中に浮遊する微小な液体または固体の粒子。
一呼吸で数百万のエアロゾル粒子が肺に入る(1)

研究リーダーのDonald Milton氏
(米メリーランド大学環境衛生学教授)によると

咳やくしゃみは
私たちが思っているほど大きい影響はなく、

むしろインフルエンザに感染した人に、
すぐに職場や学校から帰宅してもらう方がいい、
と強調していました(2)

確かにそれが得策のようですね。
でもインフルエンザに感染したかどうか
本人さえ気づいていないケースも多々あります。

しかもインフルエンザは毎年型が変異し続けるため、
免疫ができたとしても、また感染する可能性が大きい。
なかなか手ごわい相手です。

では、どうしたらいいのでしょう?
最も確実な方法は、
自分たちの身は自分たちで守る。

手うがい、マスク、換気、部屋の湿度(3)、
そして体の免疫力を日ごろから上げておく。

有効なものとして

・寒風摩擦(血流をアップ、内臓機能強化にもなる)
・食事や運動で体温を上げる(ウィルスは低体温が好き)
・運動で体力をつける
・免疫力を上げる食を意識してとる
 (ねばねば食品、葛、レンコン、長ネギ、黒豆など)

免疫力を上げる方法の一つとして、
梅肉エキスを定期的にとっておくのも
インフルエンザ対策なるはずです。

<何故効く?>

梅肉エキスは、微量でも
インフルエンザウィルスの活性を抑える働きがある
ことが実証されてきています。(4)

梅肉エキスにはマクロファージ
(細菌やウィルスを食べてくれる免疫細胞)を活性化し、

その数を2倍にも増やしてくれる
作用があるということが
研究でも確認されてきています。(5)

私の経験では
特に予防、感染初期に効果を発揮します。

熱が出てきてしまった場合は
また違う手当が必要になってきます。

中医学の基本になっている陰陽五行的に言うと、
梅肉エキスは陽性(引き締める、温める)

それに対し、ウィルスは極陰(拡散、冷やす)
ふわっと飛んでいくウィルスは陰性です。

梅肉エキスで血流を促進し
体を温め免疫力を上げておくと

ほんの少々感染しても
ひどくならずに撃退できます。

<自分の身は自分で守る>

街に行くと、
年々マスクをしている人が
着実に増えてきています。

今から20年前の2000年ごろ、
ある講演会で水の次は空気を買う時代が来る、
と聞いて驚いたことを思いだします。

感染しないよう予防することと
感染しても大事に至らない
免疫システムがしっかり働く強い体を作っておくことが
ますます大切な時代になってきました。

そのために体の免疫力を下げる原因になる
ことをしないことは必須です。

ウィルスが見えるメガネがあったらいいな、
毎年そう思います。
誰か発明してくれないかな?

今、まずできることは
添加物や人工甘味料、長時間の電磁波、睡眠の乱れ、
といったマイナス要因をできるだけ避け
生命力を高める。
(=生きよう、治ろう、成長しよう、という本来備わった力)

梅肉エキスなどの力も借りて
日ごろからコツコツ体の力を上げておく
ことですね。

この情報がお役にたてば幸い。
では、また次回。

(1) 大気研究所(http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ap/ap4lab/aerosol/index.html)

(2)2018年のアメリカの研究発表では、ウィルスの感染力と湿度には関連性がないことが発表されています。あちらこちらで見かけるウィルス対策用の加湿器は効果なかったのでしょうか?

Karen A Kormuth, Kaisen Lin, Aaron J Prussin, Eric P Vejerano, Andrea J Tiwari, Steve S Cox, Michael M Myerburg, Seema S Lakdawala, Linsey C Marr.(2018). The Journal of infectious diseases. 2018 Jul 24;218(5);739-747. doi: 10.1093/infdis/jiy221.

(3) Yan, J.,Grantham,M.,Pantelic, J., Mesquita,P., Albert,B., Liu,F., Ehrman,S., Donald K Milton.(2018). The National Academy of Sciences of the United States of America. 2018 01 30;115(5);1081-1086. doi: 10.1073/pnas.1716561115.

(4) 梅肉エキス白書 http://www.meitanhonpo.jp/ume_white_paper/

(5) 梅研究会 http://www.umekenkyuukai.org/

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