お久しぶりです。先週末、心理学講座がひと段落し時間ができたので、コラム再開です。
今日は、私たちが知らない間に縛られている文化のルールについて少しお話します。
世界には個性的な文化がたくさん存在し、それぞれ国独特の国民性や思考形態があります。そこが国際交流の面白いところであり、誤解が生まれ難しいところでもありますが、今日はそれをネタにした笑い話を一つシェアーします。
ご存じの方も多いと思いますが「シンキング・シップ・ジョーク(沈没船ジョーク)」と呼ばれる「国民性を誇張」したジョークです。
舞台設定は「海上で沈みかけている客船」です(別名タイタニックジョーク)。今、世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。もはや船の沈没は避けられない状況なのですが、 しかし、乗客の数に比べて、脱出ボートの数は足りません、女性と子どもを優先するために、何人かの成人男性の乗客を海に飛び込ませる必要があります。そこで船長は、各国から乗船している男性乗客を海に飛び込ませようと、それぞれの国民性を踏まえた言葉を使って説得します。
まず、アメリカ人の男性乗客への言葉
「あなたが飛び込めば、みんなに賞賛されるヒーローになれますよ!」
イギリス人男性乗客への言葉
「ここで飛び込むのは、紳士としての当然のマナーですよね」
ドイツ人男性乗客への言葉
「さあ、飛び込んでください。そいう規則ですから」
フランス人への言葉
「あなたは飛び込んではいけません」
(哲学の国からきた個人主義のフランス人は、まずは相手の否定から始まるのでしょうか?)
イタリア人男性乗客への言葉
「あなたが飛び込めば、あそこにいる美しい髪の女性にもてますよ」
そして日本人男性には
「もう、他のみんなも飛び込んでますよ!」
みんなもそうしてるから自分もしなければ、と何も考えずに実際に飛び込む人が多いのでは?または、本当かな?と目で確かめて、実際飛び込んでいる人が多ければ自分も飛び込んでしまう?こんなことを想像してしまいますが、これは同調圧力ですね。同調圧力に弱い国民性がよく表れていて思わず苦笑してしまいます。
これらはある種の偏見につながるステレオタイプ的な見方で、ぎりぎりの線をいくジョークです。私たちの無意識的な思考回路が文化にどの程度、影響を受けているか?汚染されているか?ステレオタイプに反発している状態もある意味、文化の中でもがき闘っている不自由な状態。そこからもうひとレベル、一皮むけて、自由になれたら心が「楽」になり、「楽」が増えると毎日が「楽しく」なりますね。ウェルビーイング度アップ(幸せ度のこと)です。
この秋にそういった話し合いができるグループ「カイロスの会」を発足しようと計画中です。みなさん一緒に、文化のこと、人生のこと、死のこと、熱く深く語りませんか?友達とはまた違った「深い絆」を作ることができ、「人生への自信」「満足度」が格段とあがる内容になっています。私たちは知らないうちに様々な「見えない鎖」につながれて、この社会で生きています。その鎖をつけたのも自分、なので外すのも自分。では、何につながれているか?それに気づくのが初めの第一歩です。
今日もみなさんの健康を心から祈って
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
【オンラインヨガ】
ご自宅で本物の古典ヨガに触れることができるオンラインヨガ。
月に3回、3種類のクラス、
特別プログラム(不定期に開催&パッケージ)を開講中。
季節、体調にあった食事法や日常生活の過ごし方などもお話しています。
詳細は↓
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
【心理カウンセリング】
公認心理師による心の相談室
詳細は↓