ごま油がニキビや吹き出物の炎症を抑え、
完治に効果があるかどうかは、
実にさまざまな意見があり、
専門家も賛否両論に分かれています。
こういう時には実体験は強いですね。
<娘の事例>
思春期に入った娘は
ニキビがおでこにたくさん花咲いています。
気にならないと言いつつ、
やはり気になるようで、
油っこい食べ物や、
炭水化物を少し減らしたり
プチ断食してみたり、
彼女なりに試行錯誤する日々。
ごま油とビワの葉エキスの美容液が
効果あるって聞いたよ、
とそれとなく伝えてみると、
お風呂上りに毎日せっせとぬり始めました。
キュアリング(下参照)処理を済ませた
ごま油で軽くマッサージし、
(できればリンパの流れに沿って)
その後にビワの葉で作った
美容液をぬります。
これを数日続けると
なんと本当にニキビが治まってきました。
10日後には綺麗なおでこに!
よほどうれしかったようで、
予防としてぬりつづけています。
ごま油のニキビへの効果は
賛否両論ですが、
少なくともアクネ菌が増える前の
中程度のニキビや吹き出物には
効果が期待できます。
そして、
外からの予防も大切ですが
食べ物(内から)の力は大きい!
油もの、甘いものが多かった次の日は、
娘のおでこに赤いものがプツプツ。
私たちの体は食べたもので出来ている、
というのは本当ですね。
<ゴマ油とニキビ>
薬用としてのごま油には
どんな効果があるのでしょうか?
ごま油には、
主成分のリノール酸・オレイン酸の他、
ビタミン、ミネラル、鉄分、カルシウムなど
多くの成分が豊富に含まれています。
中でもリノール酸は高い保湿効果、
そして
肌の老化を抑える作用があり、
肌のコンディションを調えます。
その他、
「ゴマリグナン」という抗酸化物質は
活性酸素を抑え、細胞の老化、
ホルモンバランスも調えてくれるとのこと。
ゴマリグナンの一種「セサミン」にも
身体の細胞の酸化、
老化を防ぐ役割があるようです。
肌に蓄積した老廃物を
排出する役目もあるようで、
ごま油はニキビそのものへの効果、
というよりは、
内からのケア、
ニキビができにくい体質づくりを
手伝ってくれる役目がある
ということのようですね。
<1分で分かる!ビワの葉の効果・効能>
ビワの葉の効果には
どんなものがあるのでしょうか?
ビワの葉や種には
強い殺菌効果、消炎作用をもつ
「アミグダリン」という成分が含まれています。
アミグダリンの消毒液としての効果は抜群です。
私は、定期的に歯を消毒したり、
インフルエンザが流行る冬には
うがい薬としても重宝しています。
ビワの葉は古来より薬用として
使われてきました。
抗ガン作用や鎮痛作用、
血液浄化作用や抗ウイルス作用など
使いこなせば、これだけで
ほとんどの病気対策ができるのではないかと
思われるほどのたくさんの効能です。
方法も様々。
ビワの葉パスター、ビワの生葉湿布、
ビワの葉エキス療法、
ビワの葉の煎じ汁療法、
ビワの葉温灸、ビワの葉入浴など
症状によってその活用法は多岐にわたります。
日本では
一部の病院やクリニックなどの医療機関でも
取り入れられたり、
欧米でも代替医療として併用されています。
一度作れば一生使えるので、
多めに作ってストックしておくといいかもしれません。
(作り方は下です)。
<ごま油をスキンケア-に用いる方法>
アーユルヴェーダで使うごま油は、
あの香ばしい料理用のゴマ油とは少し違います。
料理用ごま油は焙煎してから
オイルを抽出しますが、
治療用は生のゴマから
直接抽出したピュアオイルを使用します。
残念ながら
日本では一般には出回っていませんが、
太白(たいはく)ごま油で
代用することができます。
一般のスーパーで市販されているので
入手しやすいです。
<使う前にはキュアリング>
使用する前にはキュアリングと呼ばれる
加熱処理を行い、
殺菌力、抗酸化力を高めます。
100℃ほどの温度で10~20分湯煎。
冷まして使用します。
酸化を防ぐため遮光ビンに移して
冷暗所で保管するのがお勧めです。
キュアリングしたごま油は、
うがい、点眼、スキンケア-
マッサージなどに使うことができます。
<ビワの葉エキス>
ビワの葉エキスの作り方は
こちらを参照ください。
↓
ビワの葉エキスの作り方
消費期限なし、
一回つくれば一生ものです。
火傷に、虫歯予防、傷に、うがいに、
美容液として、さまざまな疾患に、
家庭の救急箱の仲間に
是非いれてあげて下さいね。
なお美容液として使う場合は数倍に薄めて使ってください。
ごま油で内からケアー
ビワの葉エキスで外からのケアー。
毎日こつこつ。
美肌は一日にしてならず、ですね!(^^)!