「冷えは万病のもと」と言われるように
身体が冷えると様々な症状が起きやすくなります。
例えば、イライラしやすく、集中力がない、
やる気がでない、疲労感がいつもある、
不眠(寝つきが悪い、途中で目覚める、眠りが浅い、早く目覚めすぎる)になったり
夏でも汗が出ない、
他にも片頭痛、目の下のクマ、
息切れ、肩こり、便秘・下痢、頻尿など
不快な症状へと発展していく可能性があります。
低体温が続くと、消化、代謝共に効率が悪くなり、
深刻な病気になる可能性も高くなります。
ここで、予防医学としての冷え改善に
今日は今からでも簡単に長く続けられる
「半身浴」と「温冷法」の
可能性をお伝えしたいと思います。
<半身浴>
半身浴は、読んで字のごとく
体を半分湯につけるだけの
今日からでもできる簡単な入浴法です。
40~41℃のぬるめのお湯に
おへそまで浴槽に入ります。
心臓のある胸はつけないように。
うっすら汗をかくまで。
最初は汗が出るまで時間がかかることもありますが、
循環がよくなり体が整ってくると汗をかく時間も短くなります。
※長時間の入浴は逆効果を生むのでお勧めしません。
体温が上がりすぎると汗で塩分が体外に排出。
さらに体内のビタミンCが失われます。
塩分が失われると胃酸が出にくくなり、
胃の殺菌作用が低下。
肝臓でのブドウ糖精製も低下し、
疲れがたまりやすくなる。
私は、毒出ししたいときは
自然塩や乾燥ヨモギ、ヒバの精油
天日かんきつの皮(中でも柚子は効果が高い)
などを湯にいれています。
こちらの記事も参照ください。
<温冷法>
温冷法は、水とお湯を交互出入り
体の発汗を促す民間療法です。
毛細血管が拡張するので体温が上がります。
冷えはもちろんのこと
自律神経のアンバランスを整えるので
便秘、不眠、偏頭痛、イライラを解消できます。
さらに睡眠を深くし風邪予防にもなります。
その他、アトピー性皮膚炎や、肌もつややかに。
美肌効果ありです。
方法は
40度~42度のお湯、16度前後の水に1分ずつ、
合計9回入ります.
(水:5回、お湯4回の合計9回)
水で初めて水で終わります。
たいていの家庭は浴槽が1つだと思うので
水をシャワーで代用してもOKです。
ただシャワーは水がもったいないので
時間を短くしています。
始めは、心臓負担をかけないよう
数日は足だけに温冷を繰り返し、
次に腰まで、お腹、胸、全身と
数回に分けて全身へと進めていかれると
負担なく進めることができます。
無理なく進めて下さい。
※注意
◆高血圧・心臓病・肝硬変・腎不全、持病のある方、その他、飲酒時、発熱時、薬の服用中は控えて下さい。
温冷法の記事も参照ください。
温冷法
みなさんの健康を心から祈って。
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