日本人の体温が下がっている!
皆さんは自分の平均基礎体温、
ご存じですか?
「平均基礎体温が36℃未満の女性は38%、
35.5℃未満の人2%」
という結果が
10代~50代の女性約3万2735人を対象に分析した
研究より明らかになりました。※1
もともと体温が高いはずの
子どもの平均体温も、
年々下降気味。
1935年で37・2℃、
1960年で37・1℃、
1980年で36・3℃、
1995年で36・2℃
※2
体の冷えは私たちのカラダとココロ、
様々なところに影響を及ぼします。
体、冷えてませんか?
私もこの機会にもう一度
体温チェックしてみようと思います。
<体が冷えるとどうなる?>
冬は寒さと共に空気が乾燥するため、
体が冷えやすくなり、
体調を壊しやすくなります。
体が冷えると新陳代謝が落ち、
消化しきれなかった毒が体にたまり、
さらに細胞が修復されにくいため
老化が加速し、
肌荒れ、髪のうるおいが不足
便秘、腰痛、肩こり、生理不順、
などを引き起こしやすくなります。
心も老化します。
不安定になり、
不安や恐れが眠りを浅くし、
睡眠の質が下がると、
病気になりやすい、
という悪循環が始まります。
普通に日常生活を送れている方なら
100%冷えは改善できます。
この悪循環、断ち切りましょう!
(冷えの治し方はまた次回)
<免疫力と体温>
体温は免疫力とも深く関係があり、
体温が一度下がると
免疫力は30%も低くなると言われています。
※3
免疫力が低下するとどうなるか?
ウィルスから体を守れなくなり、
自分の体が組織を破壊し
病気を引き起こすやすくなる素地を
作ってしまう。
(実際、ガンは35℃台の低体温の時に
活発に増殖することが分かっています※4)
最近、体調を壊しやすくなっていたら
もう一度、体温再チェック!
<冷えの種類>
体質によっても冷え方が違います。
(こちらmpまたいつか違う機会にお話をします)
陰陽五行てきに見てみると、
冷え方の違いには大きく分けて2種類
「陰性の冷え」と「陽性の冷え」
に分けることができます。
陰性の冷え
血液が薄く、体の芯から冷えを感じるタイプです。
お腹を触って冷たい、と感じたら陰性の冷えタイプです。
甘いもの、乳製品などの陰性の食べ物を好み、運動不足ぎみ。
陽性の冷え
血液が酸化し粘っていて
血行不良のため主に手足などの末端がひえるタイプ。
本人は気づかないことも多い。
塩気の多いもの、動物性の食品、
パンやクッキーなど焼しめたものが比較的多い方、
過度の運動、ストレスが多く
体が緊張していて循環が悪くなっています。
今現在、冷えを感じる方、
まずは平均体温を正確に再チェック。
↓
体温の測り方
そして、どのタイプか再チェック!
さて、自分の傾向が分かったところで、
次は、どうするか?
こちらは次回~!(^^)!
References
1 Women Smart ヘルス
2 奈良県医師会
3「体温を上げると健康になる」(2009)齋藤真嗣 著
4「奇跡が起こる半日断食」(2001)甲田光雄 緒