パッとストレス解消できれば病気になりにくい. 幸せリストを持とう

毎日の満員電車、
終わりのない家事の日々、

次から次へと起こる家族の問題、友達との問題、
仕事のトラブルシューティング、

行き詰った創作活動、
子どもたちの病気の世話、

自分自身の病との奮闘の日々、
いっこうに良くならない経済状況、

みんなそれぞれ
様々なストレスに囲まれながら
毎日を過ごしています。

毎日の雑多なこと、
目の前の仕事や問題に向かい合っているうちに

本当は何がしたかったか?
目的はなんだったか?
すっかり忘れてしまうことがよくあります。

何のために今、
子どもたちの習い事の送り迎えに時間を費やしているのか、

何のために今、
わざわざ満員電車に乗っているのか。

何のために今、
山積みの書類整理をたんたんとしているのか。

それぞれの行動に
本当の意味合いを見出す作業が、
時々必要です。

でも、その前にもっと必要なのは
心の吸息。

一息入れて、
自分を喜ばせてあげることです。

<何に幸せを感じる?>

午後に飲む一杯のハーブティー

帰り道による本屋でいい本に出会えた時

友達と電話している時

映画館で一人映画を見ている時

料理の包丁の音を聞いている時

子どもたちの笑い声

仕事の後のアイスクリーム?

自分だけのハッピーリスト
10~20個を書き出しておくと

ストレスが続き、心が疲れた時、
いづれかの処方箋で心をより早く確実に
トリートメントしてあげることができます。

<幸福感は寿命を延ばす?!>

「幸せは科学的ではない」
という考えはまだまだありますが

幸福感やプラスの感情が
身体にそして寿命に影響しているという
研究報告が近年多々報告されています。

52~79歳の3800人
シニア世代を対象にした
幸せと寿命の研究では、

どのくらいハッピーかによって
3グループに分けられ、

一日4回、幸せ、不安などの
感情のレベルをチェックしました。

5年後の調査では
最もハッピーでないグループの7%が、
普通にハッピーグループの5%、
ハッピーグループの4%が亡くなった
という結果がでました。

日ごろ「幸せを感じている」と答えたグループは
「幸せをあまり感じない」、と感じたグループに比べ
5年間の間に35%も長生きしたということになるようです。(1)

さらに
日ごろから「幸福感」を感じている人の方が

高血圧・高血糖になりにくく、
感染症にかかりにくい
身体・脳の老化もしにくい
心拍数が低く
血栓の原因となるフィブリノゲン血症が低い
心臓疾患・血管の疾患になるリスクが低い

ということでした。

これは
幸福を感じることで活性化する脳の部位が
血管機能や炎症と深い関係があるから、と
幸せと寿命、病気の因果関係を研究している
ロンドン大学のステップトー博士のグループが報告しています。(2)

日本でも幸せと病気の研究は盛んです。
40~69歳の男女合わせて
88000人を対象に12年間した追跡調査では

「楽しんでいる」人ほど
脳卒中、心血管、死亡リスクが低い、
ということが報告されています。

幸せを感じている人は
人生の質(QOL)が高いだけではなく
人生の時間も長くなる可能性が高いようですね。

<快楽と幸せの違い>

レジリエンス教育(精神回復)を研究している
マーティン・セリグマン教授によると

病気や寿命が
プラスの感情や幸福感と
深く関係があると示唆しています。(3)

しかも、単に自分が「楽しいこと」よりも
ボランティアなどの慈善活動をした後の方が
「幸福感」が持続するといいます。

セリグマン博士によると

快楽ライフ(the pleasure life)
充実ライフ(the good life)
意味あるライフ(the meaningful life)

という3つのバランスが大切だとのこと。

快楽ライフは「自分が楽しいこと」。
食べること、寝ること、遊ぶこと、恋愛、など

充実ライフは、
仕事、子育て、趣味など人生を作る日々の生活。

意味あるライフ
慈善活動なと、もっと広い視野での活動。

もっとご興味ある方は博士のTEDトークを(3)

もう一度、作成したハッピーリストを眺めてみましょう。
ハッピーリストに「快楽」が多かった方、

家族や友人、他人のために働くことを
リストにいれておくと

違った「人生」の充実感、
今と次元の違う「幸福感」を
満喫することができるかもしれません。

(1) Steptoe, A., Wardle, J. (2016). Life skills, wealth, health, and wellbeingin later life, the Academy of National Sciences.

(2)国立がんセンター予防研究部 https://www.rerf.or.jp/

(3)マーティン・セリグマン博士のTEDトーク https://www.ted.com/talks/martin_seligman_on_the_state_of_psychology?language=ja

マーティン・セリグマン教授は、ポジティブ心理学の創始者の一人として知られています。ポジティブ心理学とは「幸福とは何か」「どうしたらよりよく生きられるか」を追求する新しい心理学の学派です。今までの伝統的な心理学は病気の原因・治療の研究・実践を中心(病理学モデル)にしていたのに対し、健康な人の長所を伸ばし、人生を充実させ、幸福感を高めるためより高い教育をしていく心理学です。

<次回WSのお知らせ>

脳HOW   甘酒から学ぶ脳のあり方・心のあり方        
~腸と脳・心はつながっている~

      日時: 3月27日(水)
          10:30~12:00
      場所: 大阪市梅田

春のヨガ
      日時: 3月30日(土)
          10:00~11:30
      場所: 宝塚市山本

ママのための勉強会
     日時: 2月28日(木)
         10:00~11:30
     場所: 東京都武蔵野市

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