今日の話題はストレスです。
先日、脳と心の学校、脳HOWの
ワークショップでも
テーマになったストレス。
ストレスは身近な話題でありながら
医学的にも心理学的にも
一番研究の進んでいない分野の一つです。
中程度のストレスは
生きていくために必要です。
締切があるといい作品が描けたり、
人との会話もいいストレスです。
筋肉にストレスをかけるといい筋肉ができたり、
脳トレもそうですね。
けれども強度のストレスによる
慢性的な不安は健康の害になり、
心身のエネルギーを奪い、
さらに許容範囲を超えると
心身の病にまで発展してしまう
便秘、肩こり、腰痛、偏頭痛、発作、
アレルギー、ガンに至るまで、
ストレスが病を引き起こす原因であることは
現代医学の世界では広く知られている事実です。
遺伝子も関係しているようです。
ストレス耐性のある遺伝子、
ストレスに弱い遺伝子、
その両方をもつ人。
けれども、遺伝子のせい、
性格のせい、
出来事のせい
ばかりにはしてられません。
ストレスの薬は医学が発達しても
いまだ開発できず、処方箋もありません。
ストレスを減らす唯一の方法は
自分を知ることです。
そして自分なりのストレスマネージメントの方法を
身につける必要があります。
そのためには2つの方法が必要です。
①学ぶーストレスについての知識
②変えるー状況を変えるか、自分を変える
まずは、
本を読んだりワークショップなどに出かけ、
情報を集めてみましょう。
ちなみに、第3回脳と心の学校、
脳HOWのテーマは
ストレス~「男女の脳」です。
詳しくはこちらをクリック → 男女の脳
知識を摘んだ後は
体を動かして
気分転換してみましょう。
ヨガはストレス対策には効果の高いアプローチ法の一つです。
ヨガがストレスに効くことは科学的にも証明されつつありますね。
では、どんな方法でストレス軽減をしていくのでしょうか?
<ヨガのストレスへのアプローチ>
・ヨガのアサナによるストレスの軽減:
筋肉を伸ばし血流を上げることで、
緊張による圧迫、うっ血をとり、
体からストレスを緩和します。
・呼吸法によるストレス緩和(プラナヤーマ):
ゆったり深い呼吸をすることで
酸素を取り入れ、
体の隅々まで
新鮮な酸素をいきわたらせ、
体と脳を活性化し、
副交感神経を高め、
ストレスを軽減します。
・瞑想によるストレス軽減:
普段意識しない体の部分、
内臓、細胞にまで意識をし、
活性化させていきます。
体の緊張を意識的に開放し、
心の緊張、不安、怒りなどを
緩和していきます。
体と心の両方からアプローチするヨガ、
ヨガに年齢なし、
と言われるほど
子どもから高齢者、
障害があっても
病気を持っていても、
体が硬くても柔らかくても
どこでも、だれでも
体験できる
人類の知恵です。
鎌倉ヨガワークショップのお知らせです。
ストレスを軽減したい!
鎌倉の海を眺めながら
自分の原点に触れてみませんか?
Yoga for Stress
5月29日(火)
10:30~12:00 ヨガ
12:30~1:30 ベジタリアンランチ
詳しくは ↓