今日は「マントラ」についてお話します。
ヨガを始めるまでは
宗教的なイメージがあったマントラ。
確かに
様々な仏教の宗派で祈りや賛歌
として用いられたり
(ちなみに空海が開いた真言宗は密教のマントラ、
真言陀羅尼を基礎に確立されました。真言=マントラ。)
インドではベーダ聖典で、
タントラ教では儀礼のときに用いられたり、
と宗教と強く結びついて用いられています。
けれども、
もともとマントラ自体は
大自然・宇宙の波動を
そのまま音にしたものです。
自然を音で奏でることで
自然界の振動を体感し、
心身を調律していくのが
マントラの目的です。
ヨガにおいてマントラは
個人的・宗教的な意味はなく、
目的は心を安定させること。
私の師は、
どんな言語もマントラだ
とおっしゃっていました。
確かに、全く知らない言葉、
意味の分からない言葉で歌った歌でも
心が落ち着つくこと、ありますよね。
自然の周波数とあっているんでしょうね。
世界は波動で出来ています。
私達も。
物理学者のアインシュタインが
宇宙に重力波があると予言したように
最新の数学物理の世界でも
宇宙は波動でできている、
と考える方向へと向かっているようです。
(去年のノーベル賞は重力波で重唱していましたね。)
私たちは気づかないうちに
この波動を感じ、影響をうけています。
怒っている人の周りには
誰も近づきませんね。
会話を交わさなくても
近くにいるだけでホッとする人もいます。
私たちは
似たような波長をもつ人には
親近感を持ちます。
それと同じく
大自然の波長と合ったとき、
宇宙の一部となり、
体も心も整います。
大自然の波長と調律出来た時、
今まで実現できなかったものが
すうっと実現でき、
問題が問題でなくなります。
マントラを1回唱えると宇宙が微笑む、
という表現がありますが、
マントラは
自分を意識的に調律させる、
強力な心身のメンテナンス法といえます。
心が疲れたな~、と思ったら
マントラ、唱えてみませんか?
私達の体が楽器となって
大自然・宇宙の音楽を
奏でてみましょう。
聞くだけ、心でつぶやくだけでも
心が安定するのが分かります!(^^)!
マントラを試してみたい方は
↓
マントラ
お知らせです。
5月29日満月の日
鎌倉の海の見えるアトリエで
ヨガのワークショップを開きます。
自分自身の美しい音楽を
自然を望みながら
一緒に奏でてみませんか?
Yoga for Stress
5月29日(火)
10:30~12:00 ヨガ
12:30~1:30 ベジタリアンランチ
詳しくは ↓