めずらしく、
咳で寝ずらい日がありました。
夜中、あまりに咳がでるので
自分のために手当は少し面倒だな、
なんて感じながら
レンコンをすって、そのままレンコン汁を飲むと、
10分ほどで
すっかり咳はよくなり、朝までぐっすり。
効果を自分の体で改めて実感した出来事でした。
数日後、今度は母がコホコホ。
再度、同じものを試してみると
これまた気持ちいいくらいに
咳が止まってしまう。
レンコンの咳への効果は
絶大でした。
<咳の原因>
咳には2つの原因をあげることができます。
1.体に侵入した細菌やウィルスなどの異物から気管支を守るため
2.体にたまった老廃物を体外に出そうとしている
咳は菌を体の外に排出しようとする
生理的な反応。
咳は不快ですが
免疫力が弱ってきてますよ~
体質改善したほうがいいよ~
という体からのお知らせ。
食事、運動、日常生活を見直し
免疫力と体の排出力を高めるチャンスです。
<陽性咳・陰性咳の見分け方>
咳の種類を見分けて、それぞれにあった手当をしてみましょう。
東洋医学的に見ると咳には2種類あります。
1.ごほごほ、湿っ気の多い咳
2.コホコホ、乾燥した咳
ごほごほは陰性の咳(タンが絡む)
コホコホは陽性の咳(タンが絡まない)
<ついでにタンの色もチェックしてみましょう。>
無色でサラサラ、白くてネバあるものは体が冷えて緩んでいます。
発酵食品や体を温める食事を。
黄色い場合は体が菌に感染しています。
小食とお手当で免疫力を高めます。
赤いタンは病院へ行きましょう。
他の病気の可能性が高い。
<咳の手当て法を使い分ける>
基本は
陰性の咳には生のレンコンを使った手当を。
陽性の咳にはコーレン(レンコンの粉)を
使った手当が効果抜群です。
<様々な薬膳レンコン茶>
1.シンプルなレンコン茶
レンコンを良く洗い皮ごとすりおろして、
すりおろし汁をそのまま飲む。
私が今回試したレンコン茶です。
急性の激しいコホコホ咳の咳止めに効果的です。
部屋の乾燥にも注意。
2.レンコン湯
レンコンを良く洗い、皮ごとすりおろし布で絞る。
絞ったレンコン汁、生姜汁数滴、
塩か醤油を加え火にかけ
沸騰する直前に火を止め
熱いうちに服用する。
一日に数回。
陽性のコホコホ咳に効きます。
3.コーレン茶
コーレン(小1)、
醤油(適量)、
湯(50~100㏄)をとろ火で数分煮る。
沸騰させないのがポイント。
をとろ火で数分煮る。
沸騰させないのがポイント。
一日に数回。
ひつこい咳の時は、外用としてしょうが油のすり込みをします。
硬くなり細くなった血管を広げてくれ楽になります。
濃いコーレン茶は鼻水を止めてくれることもあります。
なお、
本気で咳を止めたいときは
レンコン手当をしている間は
一切甘いものを断ちます。
体質改善が大切です。
<レンコンが咳をとめるしくみ>
レンコンには喉の炎症を緩和する
タンニンという成分が含まれています。
また粘膜を保護してくれる
ムチンも咳による炎症を抑え、
同時に肝機能を上げ、
疲労を回復してくれ
免疫力を上げてくれます。
ビタミンCも多く、
疲れをとって細胞を修復してくれます。
その他レンコンについてはこちらを
↓
自然の手当ては診断が間違っていても
副作用がない、
またはあったとしても
たいした症状もでないため
失敗しても大丈夫なところがうれしいですね。
自分のため、
家族のため、
地球環境のため
人工の薬を使う前に、
お手当を日常に取り入れてみて下さいね。
内から綺麗に!