少し古いですが
平成25年の厚労省の統計によると
日本人全体で約26人に1人が
便秘であることが
分かりました。
女性は男性の約2倍です。
便秘も立派な症状なので
定義があるに違いないと思い
調べてみると
かなりばらつきがありましたが
共通点が見えてきました。
日本消化器病学会、日本内科学会、
国際消化器病学会の定義をざっくりまとめてみると
・便が出にくく、
お腹にたまった状態が続き、
苦しく感じる
・排便があっても量が少なく
出し切れていない感じがある
当たり前ですが
とても主観的。
本人が苦痛を感じているかどうか、
が診断のポイントのようです。
定義はともかく
便秘は
どうにかしたい、
ですよね。
今日は東洋医学的な視点からみた
便秘解消に役立つ食と食膳をご紹介。
小豆:
ビタミンBが豊富。
炭水化物や脂肪分解の手伝いをし
体にたまったものを
出しやすくしてくれます。
小豆ごはんや小豆昆布(食膳)といった
甘味料を使わない方法で取り入れて下さい。
ごぼう、こんにゃく、イモ類:
食物繊維が腸内腐敗を
減らしてくれます。
海藻:
食物繊維が多く、
整腸作用、新陳代謝をよくし、
血液を浄化してくれます。
発酵食品:
腸内環境を整え、
排毒の基盤を作ってくれます。
葛・寒天:
体温を調節してくれます。
温めすぎず、冷やしすぎず
ちょうどいい体のバランス、
陰陽を整えてくれます
たくさんありますが
お勧め内服手当としては
切干大根茶、
黒豆茶
第一大根湯
外用手当としては
こんにゃく湿布
しょうが湿布
(体の様子を観察しながら
個人の責任で試行してください。)
そして
お手当をしながら
日常生活を
変えていきましょう!
手当はあくまで一時的なもの
根本的に体質を変えてくため
日常生活を
出来る範囲から
変えていくのがお勧めです。
・適度な運動:一日一回は体温を上げる
・朝のプチ断食:排毒時間の朝、排便するために朝を抜く
・腹式呼吸:腸の活動をコントロールしている自律神経を整え、
さらに便秘の大敵、ストレスからも解放。
呼吸法は体と心の強力なデトックス法です。
日常生活から不快な症状や
病気は予防できます。
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