今日は入梅(にゅうばい)。
いよいよ梅雨入りです。
そして梅干しをつける時期でもありますね。
気分はもう夏にむかっていますが
この季節はまだまだ
体が冷えやすい時期です。
ヨガの教室でも
靴下2枚お履きの方、
この時期も見かけます。
冷えは万病のもと、
という言葉あるよう、
クーラーや除湿があちらこちらで効いている
梅雨&夏の冷えには特に注意が必要です。
冷えていても気づかないことがあります。
さて、
自分の平均体温、
ご存知ですしょうか?
一般的には
36,5℃あれば理想と
言われています。
子どもたちや男性は
もう少し高めがいいです。
日本は病院でも
たいていは脇で体温をはかりますが、
これは体の外側の温度
(身体表面温度)なので
一日のうちで結構変動します。
左と右でも違ってきます。
安定しているのは
体内の温度(体内深部温度)
なのですが、困ったことに
これは測れない。
(調べたところでは表面温度より
1~2℃高めと考えていいとのこと。)
内蔵温度の平均は38~40℃だと
言われていますが
冷え症の人だと35度代
とも聞きました。
内臓温度が下がると
どうなるんでしょう?
大きく3つあります。
まず、
1.免疫力が低下します。
私たちの体は、絶えずウィルスや細菌に囲まれ、
体内では毎日がん細胞が作られています。
こういったものから体を
守ってくれるのが免疫力です。
免疫細胞の70から80%が
小腸にいると言われています。
内臓温度が1度下がると
免疫力が20~30%
も落ちると言われています。
年をとると、体温が低くなりがちです。
なので、自然と病気にもかかりやすくなります。
特にがん細胞は、
低体温が大好き。
さらに甘いものも大好き。
体を冷やす甘いものには注意が必要です。
2.基礎代謝も落ちます。
内蔵温度が1度下がると
代謝は約15~20%下がると言われています。
基礎代謝が落ちると
体中に食べ物の燃えカスがたまり、
それがまた血液の中をめぐってしまいます。
3.体内酵素の働きが鈍る
体温が一度下がるだけで50%も下がるとも言われています。
<体温を上げる方法>
では、体温を日ごろから上げるのには
どうしたらいいのでしょうか?
それはとても簡単。
でも、簡単すぎて続かない!?
・体を温める
夏はクーラー対策のため、
一枚薄手のものをいつも持参する。
手首足首を冷やさない。
・運動をする:
一日一回は体温を上げ、筋肉をつけると
体温をキープしてくれます。
運動で内側からあたため、
寒さに強い体を日ごろから作っておきます。
・食で温める:
東洋医学的に言うと、
陽性の体を温めるものをとる。
アイスクリームや冷たい飲み物はとらない。
きゅうりやトマトといった体温を
上手に逃がしてくれる食材を選ぶ。
葛や寒天は体温調節してくれる
お勧めの食材。
・自然の外用手当を利用する:
肝臓と腸にこんにゃく湿布、
腸に生姜湿布など。
ちょっとした毎日の心がけで
体の状態はずいぶんと変わってきます。
具体的な食べ物、運動の仕方、外用手当の仕方は
またヨガの時間に。
<宝塚ヨガ>
8月12日(日)
10:00~11:00 am
<第3回脳HOW>
ストレスー男女の脳
8月4日(土)
10:30~11:50am
<第3回脳HOW in 横浜>
ストレスー男女の脳
8月4日(土)
10:30~11:50am