ヴィーガン
(肉魚、乳製品、生活にも動物性を使わないベジタリアン）、
マクロビオティック、と聞くと、野菜ばかり食べている、
質素で貧しい食生活を
想像する方が多いようです。

肉なし、魚なし、さらにグルテンフリー！
なんてしてしまうと
一見制約が多いように感じます。
でも、実はこの食生活、
とても豊かで美味な世界。

野菜生活には興味あるけど、
肉なし生活はちょっと無理。。。
でも、体のために、環境のために
ちょっと一歩踏み出してみたい。。。
という方にお勧めするポイントを今日はお伝えします。

料理の立役者、植物性たんぱく質

お肉のない生活をいきなりは大変です。
まずは、
週に1回ほど、
動物性たんぱく質を
植物性たんぱく質にかえてみましょう。

肉・魚・卵 → 豆腐、豆類、湯葉、厚揚げ
といった感じで
上手に植物性たんぱく質を使います。

植物性たんぱくのバラエティーは無限で、
コツを知れば満足度の高いリッチな食事を
楽しむことが出来ます。

植物性たんぱく質ってなんだろう？

植物性たんぱくとは植物性由来のたんぱく食品です。
動物性に比べ脂質が少なく、
食物繊維と水溶性ビタミンが豊富なので、
体への負担が少なく、
効率よくエネルギー生産をすることができます。

植物性たんぱく質の種類

よくよく見ると日本食は
植物性たんぱく質の宝庫です。
精進料理でおなじみの食材ばかりなので
なじみ深いものが多いと思います。

伝統的なおせちやお盆の料理は
すべて植物性たんぱく質ですね。

代表的なのは、
豆とその加工品
豆腐、厚揚げ、うす上げ、湯葉、
納豆、高野豆腐などです。

そして
高きび、そばの実などの雑穀にも
質のいいたんぱく質が含まれています。

その他にグルテン加工食品もたんぱく源です。
例えば、
全粒車麩、生麩、セイタン、コーフーなど。
ちなみに、私はグルテンフリーもしているので、
これらは避けている食品です。

大豆たんぱくだけを取り出して加工した大豆ミートは
とても便利な品です。
最近は自然食品店だけでなく、
普通のスーパーでも売られ始めていますね。

植物性たんぱくの食感が意外

では具体的にどのような料理になるのでしょうか？
雑穀の高きびやそばの実は炊くと
ひき肉のような食感があります。

少し塩気を足してそのまま食べても美味しいですが、
高きびのハンバーグ（炊いた高きび、粉、自然塩、人参や玉ねぎ）、
餃子や焼売の具としても活用できます。

刻んだ高野豆腐はミンチの代わりとして、
そぼろごはん、そぼろあんかけ、
ミートスパゲッティーのソースに役立ちます。

高野豆腐を軽く醤油で煮て、
アーモンドスライス、
オートミール、
バリバリに割ったそうめんを
衣としてつけて揚げると
とても美味しいです。
高野豆腐は春巻きの具としても重宝します。
雑穀のひえは、衣をつけて揚げると
白身魚フライのような食感です。

週に一度、動物性を植物性にしてみる。
体の変化を楽しんでみてください。

次回は
植物性たんぱく質だけで、
本当にたんぱく質は足りているのか？
興味あるところですよね。
植物性たんぱくの栄養についてお伝えします。

次回の勉強会の予定です。

※次回の「ママのための勉強会」は11月22日（木）10：00～11：30の予定です。

※次回の脳と心の勉強会「脳HOW」は12月27日（木）10：30～12：00の予定です。

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