こんにちは。
今日から趣を変え
またコラム再開します。
お付き合いしていただけたらうれしいです。
小暑が過ぎ暑さが増してきましたが
明日は夏土用前の満月。
自然界は早くも立秋秒読みです。
精をつけるために「うなぎ」(?)
といきたいところですが、
精をつけるためにまずはお腹をリセット。
半日断食されるかたは、
お知らせくださいね。
(ちなみにウナギの旬は冬(^_-)
今日は、まず
3つの全く違う話を読んで
それぞれに「健康」と「生きる」ことを
考える材料にしていただければ幸いです。
1.先月、117歳イタリア人の女性、
モラノさんが亡くなりました。
(確実な証拠がある中では)人類史上、
2番目に長生きした人です。
気になるのは食生活、日常生活。
彼女は毎日グラス一杯の赤ワイン、
卵3個は欠かさずとっていたとか。
ちなみに史上最高齢だったフランス人カルマンさんは
22歳から117歳まで煙草をすっていたとか。
チョコレートもお好きだったようです。
2.ロシアに世界でも有数の長寿の村があります。
100歳を超える、しかも元気のいい老人がたくさん!
ところが村は冬-60度まで下がる極寒の地にあります。
心臓に負担のかかる気候、白夜、運動不足になる冬。
日本と比べると医療設備も食材も乏しい。
ではなぜ、長寿が多いのか?
この村の特徴をあえて挙げるなら、
村じゅうが「ファミリー」だということ。
一人暮らしの老人でも、1日1回は誰かが必ず声をかけに来ます。
若者が老人の家に薪を割って届けたり、
冬はみんなで声を掛け合い、近くの体育館で運動をしに
手を取って出かけます。
この村の老人は知恵の人として尊敬され
心の指導者として、よき相談者として
頼れる存在です。
3.空気だけを食べて生きるブレザリアン、
という人たちが世界にはたくさんいます。
科学的にはまだ証明されていません。
究極は水ものまないとか。
(興味ある方は↓)
http://karapaia.com/archives/52241517.html
食べなくても元気な人がいる一方、
飢餓で亡くなる人たちがこの瞬間にも大勢います。
現在、飢餓人口は世界人口の3分の2。(国連WFP、2016)
この相反する2つのグループの違いは何でしょうか?
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Part 2では、「健康」とは?
「幸せに生きる」とは?という、
何千年も前から人類が考えて、
そして今だ答えが見つからないテーマを、
心、食、動の3つのパートから
浮き上がらせていこうと思っています。
インターネットの普及により、
最先端の医学と科学、
西洋・東洋の古来からの知恵が
すぐ手に入る先進国に生まれた私たち。
食はありあまるほど豊富で、安全も衛生面もばっちり。
戦争もなく平和が日常。
町には健康と美容の情報がいきかい、
みんな競って健康なものを求めています。
(この業界だけは不況とは無縁だと聞きました。)
世界でも長寿な国の一つになりましたが、
一方で、病気の数は増え続け、
寝たきりの割合も世界有数です。
その数、65歳以上では半数近く。男性は平均約9年、
女性は約12年も寝たきりだとか(@_@;)
(2015年厚労省資料より)
心の病はもっと深刻です。
ペットまでも心の病にかかる時代になってしまいました。
信頼できるデーターはありませんが、
確実に増えている様子。
(21世紀に入ってからWMHが調査を始めたばかり。)
そして、心と体の繋がり。
心が体に及ぼす影響は?
これがもう一つのテーマです。
心理学の研究では、心が体に及ぼす影響の大きさが分かってきています。
スキンシップがもらえない子ザルは食が細く、
集団にもなじめません。
人間の赤ちゃんも、スキンシップや愛情が足りないと、
食事を拒否します。
つまり、心が栄養不足になると
体は「生きる」ことをやめようとします。
心が体に及ぼす影響は私たちが思っている以上に大きいようです。
健康に生きるとはなんなのか。
次回から読みやすく短いコラム、3つのパートに分けて始まります。
よろしくお願いします♪
次回は新月7月23日に!
よい満月の夜を。
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