ヨガは子どもから高齢者まで
どんな年齢層にも、
美容や健康維持・病気の治療まで
どんな健康状態の人にも効く
東洋の知恵です。
また
性別も民族も関係なく、
そしていつでもどこでもできます。
8400万もポーズ(アサナ)が
あると言われていますが、
大切なポーズはたった84種類。
前後、左右、ねじったりしながら
普段使わないような体の細部を刺激し
マルマポント(中医学でいうツボ)を押しながら
細胞一つ一つを元の気にもどして
体を「元気」=「元の気」にしてあげます。
<ヨガを続けるとどうなるの?>
ヨガは体の生命力を高めることはもちろんですが、
一番大きな目的は他にあります。
それは「心」の健康
そのためにはまず
言葉と心が一致していることが大切です。
体が疲れているのに、大丈夫!
と頑張りすぎていませんか?
本当は面白くないのに
無理に笑っていませんか?
人に合わせてませんか?
言葉と心がちぐはぐしていると
体や行動もがちがちになり
精神的にも落ち着きません。
まずは
「矛盾する衝動と思考の混乱」を鎮めて
そこから生まれてくる困惑.苦悩を取り除き
心がほっと安心するような状態に
もっていってあげる必要があります。
(B.K.S.アイイアンガー)
体と精神がぴったりと調和した状態を
「悟り」の状態といいます。
ヨガとは、
最終的にはここを目指す、
「魂の内なる旅」を
サポートする方法の一つです。
<考えない>
今日の予定は、、、、
朝ごはんは何にしよう、
メールの返信しなきゃ。
あんなこと言ったのまずかったかな
明日はプレゼン、本当に大丈夫かな?
過去の後悔、未来の不安、
とカウンセリングではよく話をしますが、
私たちは四六時中、
考えてばかりです。
心を鎮めるには
「考えない」で「感じてみる」
いい風吹いてるな、
この花の色きれいだな、
匂いもいいね。
今を全身で感じで楽しむ。
そのためには、
まず「心を死滅させること」が第一歩だと
パタンジャリという高名なヨギーは語ります。
思考を止めてしまう。
これがなかなか難しい。
いろいろ考えてしまうのが私達。
電気代払っておかないと。
美容院の予約しないと。
やることリストは常に一杯。
仕事の失敗、
過去のこと未来のこと、
ヨガをしている時でさえ、
次はこうしてみよう、
今度はこうしてみようと考えてしまう。
<体の凝りと一緒に心の凝りもとっていく>
その思考を止めるため、
まずは息と共に体を整えます。
考えるのではなく、今に集中し
ただ、息している状態を感じます。
伸ばす、ねじる、前屈、後屈、逆位といった
基本的なアサナ(ヨガのポーズ)で
血液の循環を促進し、
体のうっ血している部分を
ほぐし、流し、そうしながら
心の凝りも同時に取っていく。
そして不健康な習慣、
悪い姿勢から生じた病気、
体内の毒素を流しながら
心の排毒も一緒にしていく。
<呼吸で体と心もコントロール>
アサナ(ヨガの様々なポーズ)は
プラナヤーマ(呼吸のコントロール)
と共に行うことで
効果が高くなります。
ここが運動と違うところ。
動きが先で、息がついてくるのではなく、
息に動きを合わせていく。
意識的な息のコントロールを大切にします。
ヨガは運動ではなく、
調身法です。
なのでヨガも運動も
健康に生きるには両方大切です。
ヨガはまた調息法でもあります。
息が整いコントロールができると
自律神経が整い、
心のコントロールが
できるようになります。
(調心法)
調身、調息、調心を同時にするのがヨガです。
こんな風に
息と共に
体の陰陽のバランス
(交感神経ー副交感神経、
筋肉ー柔軟、右ー左、エゴー感情、)
を取りながら
背骨に意識を集中させていきます。
特に体と心の中心と言われる
臍下丹田を意識することは
生命力(=生きよう、治ろう、成長しようとする力)
をあげるために大切です。
丹田=生命力です。
陰と陽の2つのエネルギーのバランスがとれると
心は静かに動かなくなり、エゴは消え、
中心軸がしっかりできあがり、
私たちの生命力は活性化します。
まずは、息をコントロールし、
自分の体をコントロールできる力を身につける。
体が軽いと心も軽くなります。
体と心が軽いことが健康です。
次回のWSの予定です
※横浜でも「ママのための勉強会」を開きます。12月7日(金)10:00~11:00
※次回の脳と心の勉強会「脳HOW」は12月27日(木)10:30~12:00
「子どもでもわかるやさしい自律神経のはなし」です。
https://vine-art.com/archives/1548
※次回、武蔵野市での「ママのための勉強会」は2月22日(金)10:00~11:30