梅雨のカラダの排毒には小豆~小豆昆布のとり方

小豆昆布について質問があったので
お答えしたいと思います。

小豆は腎臓の特効薬として昔から使われてきました。
形もよく似ていますね。

食養の世界では
似類補類という考え方があります。
これは、形の似たものはその部分を補い合う、
という考え方です。

心臓にはトマト、
胃にはさつまいも
血管にはひじき
肝臓にはしじみ、

特に小豆昆布は
カラダがむくみやすく
便秘がち、甘いものが好きな人に向いています。

小豆のサポニン、食物繊維が腸を刺激し
利尿・排便を高めます。

さて、ご質問への答えです。
参考までにしていただければと思います。

Q.塩加減はどのくらいがいいですか?

自分がおいしい、と感じるかげんでOKです。
私は塩なしの時もあります。

Q. 一回に食べる量はどのくらいがいいですか?

まず、食べる量ですが、
なんでもバランスが大切です。

ただ、腎臓の経絡に関係するトラブル
(冷え、むくみ、下痢、便秘、疲れやすい、下半身の弱り、
睡眠障害、耳のトラブル、白髪など)
の薬膳として使う場合は、

豆皿一杯~小さな茶わん半量を一日2回、
まずは1週間~10日続けてください。

Q. 保存法は?

次に、保存法ですが、
私は多めに作り冷蔵庫で保存し、
夏は2日、冬は3,4日で食べきります。

特に夏場の豆は傷みが早いので
注意が必要ですね。

Q. 冷たいまま食べてもいい?

基本的に体温よりも低いものは進めていません。
体温が低くなると、代謝が落ち
血流が悪くなり排毒もしにくくなります。

なので、
食べる前に少し火入れ人肌に温めてから
空腹に食べるのをおすすめしています。

Q. 冷凍してもいい?

冷凍もたまにはいいと思います。
多めに作って作り置きしておくと
料理できないときは助かりますよね。

でも冷凍が続くと、
豆の水溶性ビタミンやたんぱく質などが壊れやすいので
やはり体にも作用するように思います。
(糖質や食物繊維は比較的壊れにくい)

食養としてとられるときは
少し手間暇かけてみて下さい。

小豆は、糖分の中和もするので
梅雨の時期、陰性になったカラダに、
そして甘いのをとりすぎているカラダに
カラダの水毒を排出するのに役立ちます。

小豆昆布の作り方はこちらを参照ください

小豆昆布

そのほか小豆についての豆知識はこちらを

vine-art

 

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