冬の食材がホルモンバランスを整える:スローエージングのための冬の食

ホルモンバランスの大切さ

多くのホルモンの質や量は
「加齢」により低下すると言われています。

体や心を調整しているホルモンは
「加齢:エイジング」と深く関係がある。

特に女性ホルモンは40代前後になると
分泌が激減し、身体的・精神的な不調を引き起こしやすくなります。

ホルモンの質やバランスを保つことは
スローエイジングには大変大切なポイントです。

特に冬(立冬ー立春)にかけては
ホルモンバランスが崩れやすい時期。

冬の季節にあった
運動、食事、心の生活を
ほんの少し心掛けることが

たくさんの病気や
心の苦しみを失くしてくれます。

ホルモンバランスを整える冬の食

冬の体をサポートする食材
特に私が長年使ってきて
役に立ったものの一部をご紹介します。

そばの実

身体が冷える冬、そばの実は体の冷えをとり
この時期に弱る臓器といわれる腎臓を助け
婦人系疾患の予防・緩和に役立ちます。

私はごはんと一緒に炊いたり
サラダに使うことが多いです。

三角形のそばの実は
ぷちぷちしていて触感も個性的。

黒豆

女性ホルモンのバランスをとると言われています。
下り物が多い、あごにぶつぶつがでてしまった
生理トラブルなどに役立ちます。

老廃物を体外に出してくれるようですね。
食べた次の日は肌がきれいになっています。

私は煎じて「黒豆茶」にしたり
玄米ご飯に入れることが多いです。

食養の黒豆茶は
炒った黒豆と昆布を4倍の水でしばらくつけ
半量になるまで中火で煎じたものを飲みます。

リラックス効果もあるとのこと。
確かに飲むと体に染みわたる感覚があり
心が和らぎます。

質のいい味噌

豆のイソフラボンが女性ホルモンと同じ役割を果たす、
という話は有名になりましたね。

でも、実は、
大豆そのものは素晴らしい食材なのですが
受け取り側の「体の受信機」が鈍っていたり、
受け取れないと作動しないとのこと。

そうだとしても、味噌には他に大変ありがたい効能があります。
詳しくは過去の記事をご覧ください。

スローエージング食として
一日一杯のみそ汁、
10年後の自分のために試してみてくださいね。

自然塩

冬はミネラルたっぷりの自然塩を多めとるのがおすすめです。

天然の塩は保湿作用があり
冬の寒さを乗り切るには大切な食材

一方精製した塩には細胞の水分を出す
脱水作用が強いようです。
高血圧の方は注意が必要ですね。

ただ、やはり摂りすぎも危険ですね。
心理的にはテンションが上がり
しゃべりすぎたり、行動しすぎたりしてしまいます。

摂りなさすぎると
テンションは下がり、しゃべらなくなり
内にこもり、冬は特に鬱的になりやすい。

「いい塩梅」
大切ですね。

海藻のミネラル

海藻は日本の薬膳です。
昆布、ひじき、わかめなど
海藻を常食すると
血の汚れが改善され、
腎臓・膀胱の機能改善、
つまり、「元の気」「元気」になってくる。

海藻にはビタミンA,B,C,Kなども豊富に含まれ
海のスーパーフードです。

青菜の胡麻和え

これは我が家では毎朝欠かせない食材。

冬は体を温めるのが基本ですが
温めてばかりいると
ほてってしまい
その熱を抜くために
「冷たいもの」「甘いもの」「お酒」「果物」が欲しくなってしまいます。

適度に体を冷やす青菜のごまあえ。
ミネラル吸収を助けるごまは
骨や心臓を強くし
脳の働きを向上してくれると言われています。

胡麻は必ず吸ってくださいね。
表皮が壊れ、カルシウムなどのミネラルが吸収しやすくなります。

他にもたくさんご紹介したいものはありますが
まずはここからホルモン調整してみてください。

皆さんの健康を心から祈って。
今年も読んでいただきありがとうございました。

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