食べて温暖化を食い止める!?:地球の未来に、もう、待ったなし!時々ベジタリアンで地球も体もデトックス!

今月のナショナルジオグラフィックの特集は
こちらでした。

「総力特集 北極」

温暖化をくい止めよう!
地球を守ろう!
環境にいいことをしよう!

スローガンが溢れている町。

何かしたいけど、
何をどうしていいか分からず、
そこまで熱狂的にもなれず、

とりあえず、
エコバックを使ったり、
ペットボトルを買わないようにしたりはしてる。

本当に効果あるのだろうか、、と思いつつ。
そんな方、多いのではないでしょうか?

<私たちにできること>

では、70億人の一人個人として
いったい何ができるだろうか?

地球から見るとあまりに小さい存在なので、
何をやっても効果がないように思え
考えているうちに日常に追われ
今までの生活を続ける私たち。

そこで、いいアイディアがあります。
それは毎日の食事。

一番身近な
毎日の食事で環境破壊に歯止めをかける
可能性が見えてきました。

これは世界では
すでに始まっている運動、
前にもお伝えした
週に一回だけ肉なしデーをつくってみる、
というアクションです。

たった週に一食、
家族が、町が、地域が、
精進料理のような食事をするだけで、

なかなかの量の温室効果ガスを
減らせる可能が見えてきています。

というのは、

国連の調査によると、
温暖化を推し進めている一番の原因が
人間が飼っている家畜(牛、豚、鶏)であることが
科学的なデータから分かりました。

詳しくは過去のブログをご覧ください
 ミートフリーマンデーで地球が救える

また1㎏の肉を育てるのには水や穀物、
牧場などが大量に必要で、

また肉として食卓に上類は
たくさんの水や電気、石油が必要だということ。

肉食一人分で菜食20食分を作ることができます。
(たんぱく質摂取量をベースとして計算:NOP法人ベジタリアン協会)

詳しくはこちらを:https://vine-art.com/archives/1950#i-3

そして、特に問題になっているのが
牛などの家畜のゲップからでる
メタンガス

メタンガスはco2の
20倍もの温暖化効力が
あるとの報告があります。
(国連食糧農業機関、Livestock’s Long Shadowより)

地球温暖化の原因となる
温室効果のガスのうち
18%が家畜産業によるもので、

これは車や飛行機などの
輸送機関からの排出量の数値(13%)
を上回っています。

そう、つまり「少し肉を減らす」ことが広まれば
確実にCO2が減り、
地球温暖化に少しでもストップがかけられる。

<北極の氷が解けるとどうなる?>

異常な暑さ、季節外れの台風、
地震の多さ、生態系の変化、
身近で少しずつ起こっている変化に
地球環境を考え始めている方も多いと思います。

でも、実際どれぐらい地球が危ないのか、
日常生活にどう影響するのか?

規模が大きすぎてピンとこないというのが
素直な感想ではないでしょうか?

地球温暖化のいちばん影響を受けるのが北極です。
地球の平均の2倍もの速さで温暖化が進んでいるとのこと。

このままのスピードで温暖化が進行すれば、
早ければ2030年頃には北極の海氷が
消失するとも予測されているようです。

この北極で進む深刻な温暖化は
日本で観測されている異常気象にも深く関係があります。

夏は高気圧が停滞しやすく猛暑に、
冬は北極の寒気が南下しやすくなり厳寒、豪雪に。

猛暑と極寒の日本。
そして日本の象徴、桜は少なくなり、
厳しい土地に変貌するようです。

それが2030年、
あと10年ちょっとの間に起こる、というから、
もうカウントダウンが始まっています!

パリ協定で提案された目標では
2030年までに温室効果ガスを45%減らし
2050年までにゼロにしなければ、

気温は上昇し続け、地球上の動植物の生態系が
すっかり変わってしまうとのことです。
戦争などしてる暇はありません。

CO2の排出量と地球温暖化について分かりやすく説明されていました
 ↓
NewsWeek

もう一つ、この計算に入っていない問題があります。
実は、北極を覆う永久凍土には
温室ガスが大量に埋まっている可能性があり、
温暖化に拍車がかかるかもしれない、という事実。

部屋をよごしたら、掃除する。
これ、日常生活を営むうえで大切です。
地球も部屋と同じ。

ベジタリアンフードを食べながら、
地球も体も掃除する、
これならできそうです。

<はじめてみよう、小さいけど大きい一歩、週に一回肉なしデ―>

週に一回だけ、肉類を抜こう!
という運動は世界中で広がりを見せてきています。

特に欧米ではこの15年で
ずいぶん盛んになってきました。

そして、2019年初めには、なんと、
ニューヨーク州では学校の給食に
ベジタリアンマンデーという日ができ、

お肉を使わない
環境フレンドリーな給食がはじまっています。

ブラジルでも同じ動きがあり、
実は日本の東京都庁でも小さいながら動きがあります。

肉なし生活、と聞くと、
一見制約が多いように聞こえますが、

植物性たんぱく質はバラエティーに富んでいて、
満足度の高い食事を楽しめます。

何よりうれしのは健康へのメリット。
消化吸収が良く、栄養価も高く、
体への負担と環境への負担
両方を一気にを軽くできます。

ベジタリアンになるのではなく
週に1食だけ、抜いてみる。
簡単にできる環境運動です。

世界的に見るとベジタリアン人口は急増しています。
ベジタリアンについては
どうして肉なし生活をするの?

そうはいっても 地球も大切だけど
魚肉類なしで満足できる?
栄養は足りてるの?
心配ですよね。

続きはまた次回!(^^)!

とりあえず、今晩、一食だけ、肉なしデーで
地球も体も浄化してみませんか?

 
 
 

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