新型コロナウィルスからの呼吸器疾患がアウトブレイクしはじめ
感染者数が15,000人 (2020年2月3日現在) をすでに超え、
さらに拡大する勢いを見せているようです。
マスクでの予防は「気やすめにすぎない」という研究結果も多い中、
手洗い、うがいは確実な予防法の一つとしてWHOも推奨しています。
今日はその中でも効果的な「塩番茶のうがい」についてです。
<やっぱりそうだった?ウィスル対策にはうがいが一番!>
新型コロナウィルスが世界的大流行へ拡大の兆しが見え始め
緊張感が高まる一方、
この時期、毎年流行し続けていたインフルエンザは
「異例の低水準」と報じられています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55242640U0A200C2CE0000/
何故でしょう?
インフルエンザウィルスは
コロナウィルスより弱いから?
そういったものではなさそうです(^_^;)
厚労省の担当者によると
新型コロナウイルスへの対策として
手洗いなどの衛生意識が高まっていることが
一因では?とのこと。
これが本当なら
ウィルス予防は
手洗い、うがいがかなり有効だ
という証明になりますね。
そしてコロナもインフルエンザと同様、ウィルスです。
より効果的に手洗い、うがいをし
免疫力を高めておくと
マスクよりもより効果が上がること、
期待できるのではないでしょうか?
<知っておくと便利!簡単で効果的なウィルス対策>
毎年、我が家のインフルエンザ対策に登場する
強力なうがい薬、「塩番茶」。
子どもたちが学校から帰ってきてすぐにうがいできるよう
毎日、作り置きしています。
このおかげと、食事、運動などの日常の過ごし方のおかげで
我が家は風邪とは無縁。
三年番茶に1割の塩をいれたシンプルなものですが、
その効果が絶大です。
ウィルスは粘膜をとおして体内に侵入するので
うがいだけでなく、鼻洗浄もあわせて行うと
さらに効果的です。
のどにウィルスがへばりついているとき
(のどがむずむずした状態)
塩番茶でうがいをすると
粘膜と一緒に黒茶色のどろっとしたものが
でてきます。
この黒茶のどろっとしたものが
のどからでなくなるまでうがいを続けます。
普段は塩番茶うがおいをしても
何もでてこないので、
ウィルスが番茶に消毒されて出てきていると
夫は胸を張って力説していました。
(夫→医療関係の研究職)
なお、うがいは帰宅後ではなく
外出中にこまめに洗い流すようにしています。
というのは、ウィルスが粘膜に付着して体内に侵入するのが
15~20分と言われているから。
これが本当にせよ間違った情報にせよ、
早く粘膜から追い出すことは
侵入を防ぐのに有効です。
<塩番茶のお手当>
塩番茶は内服、外用の両方に使えますが
用途に応じて塩の%を変えます。
うがいには
三年番茶 + 天然塩(番茶の1割)
を使います。
30秒ほど
喉の奥まで洗い流すように
長くうがいを繰り返します。
カテキンという殺菌作用のある成分が含まれており、
新たなウィルスや細菌を侵入しにくくするそうです。
O157の予防にもカテキンが有効との研究があります。
緑茶にもカテキンは含まれますが
夏から秋にかけて硬くて大きめの茶葉を使った番茶は
初夏の頃の茶葉に比べ、カテキン”成分が多く含まれるのが特徴。
濃い目に煎じるとカテキンが多く溶けます。
私は冬は水に葉っぱを入れて沸騰させてから
弱火で3-~40分煮出します。
<塩番茶、その他の使い道>
塩番茶(塩1割バージョン)は覚えておくととても便利な外用です。
目の疲労、近眼、老眼、角膜炎、緑内障、白内障、
目の充血、目ヤニ、花粉症のかゆみなどのあらゆる目の病気の洗眼や湿布、
蓄膿症、アレルギー性鼻炎の洗鼻。
怪我をした時の傷口の消毒、にも使えます。
ヨガの視力回復法と合わせてすると
より効果的に、視力を向上させることができます。
(実際、夫は半年で0.1から0.6に!)
殺菌力の強い三年番茶は
日ごろから飲んでおくと
免疫力向上にも役立ちます。
特に三年番茶(番茶とは違う)は
茎や新芽でない葉部分を使用した茶葉を三年以上熟成させることで
カフェインなどの刺激物が抜けているので
万人向けのバランスとれたお茶です。
※東洋医学的に言うと、中庸に近い。でもお茶の中では陽性。コーヒー、紅茶、煎茶は飲料の中では、陰性。
身体を冷やし、代謝に負担をかけますが、
番茶は消化吸収、新陳代謝を高める。
<自分の身は自分で守る>
ウィルスはとても賢い生き物です。
(正確には生き物ではないようですが)
変異のスピードは驚異的です。
毎年違った型のインフルエンザが出てきているのを見ると
そのすごさは分かりますね。
コロナがおさまってもまた次のウィルスが
発生することは確かです。
今のうちに、免疫力、体力を高め、
塩番茶などの知恵を日常に生かしてください。
皆さんの健康を祈って。