新コロナウィルスにも梅干しと梅肉エキス [ウィルス対策内服編]

こちらは新コロナウィスルのイメージ画です。

このように見えてくれるといいのですが
人間の目には小さすぎて見えないウィルスたち。

マスクの効果はあまり期待できないとの研究報告が相次ぐ中
では、私たちはどのように予防すればいいのでしょう?

外用手当、内服手当、環境調整など
日常でできる効果的なウィルス対策の方法をまとめました。

<ウィルスにも種類がある>

新型肺炎コロナウィルスはこの2週間で
感染者は1072人→3万1161人に。
(2020年2月7日現在)
まだまだ静まる気配はなさそうです。

まずはウィルスについて知ることが
確実な予防、そしてうわさに振り回されずに
冷静に行動できるカギになります。

ウィスルってなんでしょうか?
生き物のようで生き物でない、
宇宙人のような物体です。

ここではウィルスの構造は専門家にお任せして、
科学的、東洋医学的な予防の観点からみてみましょう。

一つ言えることは
コロナウィルスにもインフルエンザと
同じ予防策が効果的ではないか、
ということです。

というのは、
この2つは同じ種類のウィルスだから。

ウィルスには大きく分けて、
RNAウィルスとDNAウィルス
この2種類に分けられます。

RNAウィルスはインフルエンザやコロナウィルス
DNAは肝炎ウィルスなどです。

これより
インフルエンザを予防するには
以下の3つが最も大切と考えられます。

それは
1.効果的なうがい、手洗い
2.体内の環境を整える
3.外界の環境を整える

1に関してはこちらを参照ください
塩番茶でうがい

<ウィルスの嫌うもの>

どんなものにも弱点はあります。
ウィルスが嫌がるものには
2つあります。それは、

1.熱

2.酸

この2つを使うことは
ウィルス対策にかなり有効です。

まずは冷やさないこと
そして体温を上げること。

ウィルスは体温が35~36℃の状態を好みますが、
発熱でそれ以上の体温になると増えなくなってきます。

体温の理想は36.5℃。
38.5℃以上の体温になるとウィルスや細菌は死滅してしまいます。

なので、インフルエンザ時は体が高熱をだし
ウィルスを退治します。
つまり解熱剤は実はウィルスの好む環境を作っている、
逆行した措置、ということにんるんですね。

さらに体温が上がると血液の流れが良くなります。
結果、免疫細胞が体の隅々までいきわたり、
免疫力が上がると考えられています。

もう少し言うと、ウィルスはたんぱく質でできているため
65℃の熱を加えると固まり死んでしまいます。
卵の黄身は65度~70度 白身は75度~78度で固まりますね。
タオルや食器の熱処理はかなり有効です。

次に
体に酸性のものを入れる
ウィスルは酸を嫌います。
日本を代表する酸性のものといえば
そう、梅干しです。

梅干のクエン酸は強力な殺菌力があり、
血流や排毒作用も多く、
昔より三毒(食べ物の毒、血の毒、水の毒)を断つと言われ、
万病の薬として広く家庭に普及してきました。

そして
この薬効をさらに高めようと
作り出されたのが、
梅肉エキスです。

殺菌力はとても強力で、
食中毒をはじめ
コレラや赤痢の治療にも使われてきました。

クエン酸含有量は
レモンが5%にたいして
梅肉エキスは53%!

酢は体を冷やしますが
梅干や梅肉エキスは
冷やさず取ることができる貴重な食材です。

梅肉エキスの作用について詳しくはこちらを
梅肉エキス

<ウィルスが好む食べ物>

ウィルスは低体温が好き♡
なので体を冷やす食べ物には要注意です。

体から冷やす代表的なものは三白(白砂糖、白米、小麦粉)
そしてスイーツや冷たい飲み物。
(日本のレストランで出てくる冷たい水にも注意!)

お酢も注意が必要です。
体を緩め冷やします。

ただ、醸造発酵させた本物の酢は体を温めます。
酢についてはこちらを
    ↓
本物の酢は体温を上げてウィルス対策にも

糖分の他に気を付ける食材はたんぱく質。
ウィルスのエサは糖分とたんぱく質。
(脂質も餌になりますが、ウィルスの培養は主に肉汁や卵、砂糖を使って行われます)

体温が低く、肉類や砂糖類が多い生活をしていると
体の中にウィルスの餌がいっぱいあるということ。

つまり体内にウィルスが入ると増殖しやすい!
(一個のウィルスが一日で一万個に増えるとか!)

ウィスルの好む環境を作らないよう
食からの防御策を日ごろからしておくと
万一感染した時、治りやすい。

最後に、外環境を整えることも大切です。
ウィルスは低温乾燥が大好きです。

「温度20度以上、湿度50~60%で空気中での感染力が下がる」
(1961年、G・J・ハーパー)と言われています。
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO93955790T11C15A1W13001/

湿度が高くても温度が低いとウィスルを退治することは難しいようです。
体外内の温度と湿度の管理もキーポイントです。

体の外も中もは加湿を心がけ
水分不足にならないよう
こまめに水分を取りましょう。

アロマでのウィルス対策もかなり期待できます。
詳しくはこちらを
ウィルス対策とペパーミント

<効果的なウィルス対策の6つのポイント>

コロナウィルス、インフルエンザウィルス対策に
日ごろからできる効果的な「すること」を6つにまとめました。

1.手洗い、うがいをこまめにする 塩番茶うがい 

2.食を調える(糖分を控え、梅干しのクエン酸の力で体内を殺菌)

3.体温を上げる(梅肉エキス、運動などで冷えないようにする) 

4.質のいい睡眠:睡眠不足により体力が低下し、さらに免疫力低下につながり感染しやすくなる

5. 水分不足に気を付ける:ウィルスは乾燥が大好き

6.ストレスをためない:ストレスは万病の元!

昔からの知恵を取り入れながら
自分の身は自分で守っていきましょう!
皆さんの健康を心から祈って。

関連記事

  1. たけのこは春のデトックス食材 – 体も春に衣替え…

  2. 寒い冬のためのスローエージング食(食事から整える)

  3. ウィルスや菌による風邪にかかってしまったら 【風邪の各症状を…

  4. 体が冷えるとどうなる?!: 冷え改善 vol.1

  5. アーユルヴェーダ的食べ方に変身:イーストなしの発芽玄米パン

  6. ウィルス対策~質のいい睡眠をしっかりとろう

  7. ダブル排毒:「ヨモギ風呂」&「ヨモギ茶」

  8. 咳を止めるにはレンコンの効用を生かす

  9. ビワの葉エキスの3つの成分が病を遠ざける

  1. 2024.09.17

    実は心も食べ物でできている!?

  2. 2024.09.11

    古典ヨガと現代日本:Vine Artsヨガのクラス

  3. 2024.08.12

    猛暑から体を守る食:「寒天」

  4. 2024.08.07

    イエローストンのオオカミたちとマスタークラスの終わりの言…

  5. 2024.08.05

    心の牢獄から抜け出す(シンキング・シップ・ジョーク)

  1. 2020.05.01

    5月9日はオンラインヨガクラス

  2. 2019.11.26

    心理学・アートセラピーの年末ワークショップ

  3. 2019.10.31

    脳HOW no.6.「睡眠力」

  4. 2019.07.17

    Women’s Life はじまります!

  5. 2019.05.05

    no.5. 脳HOW

  6. 2019.02.04

    第5回 脳HOW 腸=脳=心

  7. 2018.12.22

    「ママのための勉強会 in 東京