絶対ストレスをためないために:毎日の4つの習慣

ストレスは「見えない」ため知らないうちに溜まっているのが困ったところ。また、心理的ストレスだけでなく澄んでいる環境、季節、食事の在り方などからも体と心に負担がかかってきます。今日はストレス予防をヨガとアーユルヴェーダの知恵から簡単にできるものをピックアップしてお伝えします。ポイントは4つ:食事、脳、匂い、心からストレス予防。毎日の小さなケアが大きな差を生みます。日常に取り入れてみてくださいね。

1.夕食は油ものを控える

油ものは消化に時間がかかります。大きなエネルギーが「消化器」に注がれ解毒までに大変時間がかるため内臓に負担がかかり睡眠を妨げます。結果、免疫力が下がり風邪ひきやすく、疲れやすくなる。。。

夜は消化器にやさしいものを少量取り入れてくださいね。

例えば
・本葛
・季節の野菜のみそ汁やスープ
・煮物など

お腹にやさしものを「腹八分目」で最低でも「30回噛んで」食べるのがおすすめです。

アーユルヴェーダでは胃の1/4は「空気」の入る場所、つまり食べ物も水も入れないで開けておくのを健康維持、アンチエージングの秘訣とし薦めています。また、噛むことで副交感神経が優位になり消化液が分泌され、内臓の働きを助けます。体に消化されないまま残った食べ物は「毒素」として体に蓄積し、あらゆる病気のもとになります。小さな心掛け、でも大切な大切な習慣です。

2.脳のリラックス

 

脳、中でも「脳視床下部」は体と心の司令部。ここが調うとストレスからも解放されやすくなります。特に、「呼吸法」は脳のリラックスに一番早い近道です。脳にたくさんの栄養を酸素と共に送ってあげましょう。

おすすめはヨガクラスでもよくお伝えしている眉間を意識する呼吸×瞑想。軽くヨガをした後に行う呼吸法委はストレスに大変有効です。

例:目を閉じて眉間を見ます。お腹を少し凹ませたまま、両鼻から2秒で吸って、4秒で吐ききる。これを10~20セット、空腹時に行います。

3.匂いを使って脳をリラックス

鼻は脳にダイレクトに通じる唯一の器官です。ある匂いをかぐだけで、目が覚めたり、心が穏やかになったり、体が温まったりするのを体験したことありますか?鼻から入った匂いは直接脳神経を刺激し生理的変化・心理的変化を起こす強力なヘルパーです。脳を活性化したり、鎮静化したり、匂いだけで私たちの心身がこんなに左右されてしまいます。

面白いのは、アロマをしなくても心地よい匂いをはっきりとイメージするだけで脳神経がリラックスるすることが研究でも分かっています。瞑想にも取り入れてみましょう。ラベンダー、森の香り、サンダルウッド、海の匂い、、好きな匂い3つほど順番にイメージしてみてください、心と体のグランディンができます。

今回のクラスでも実感していただいたと思いますが心地よい匂いをイメージするだけで脳はリラックスしますね

4.心のリラックス

最後に、心理的な動きをコントロールすることは、脳のリラックス以上に効果が高いです。ただ、心の変化は慣れていないと分かりにくく、時間がかかるのが何点ですが、一度マスターすれば一番効果の高いストレス対処法です。

初めは呼吸法と共にイメージをするとやりやすいです。

例:吸う息からエネルギーを取り入れ体に循環させ、吐いて黒く重い息とともにストレスを吐きだし、同時に体の力を一つ一つ抜いていきましょう。そして吐く息がだんだん浄化され白くなっていくのをイメージします。そして「すべて手放す」「もう、すべてお任せ」こんな気持ちで呼吸を続けてください。心も体もすうっと軽くなっているのが分かります。

ストレスは川の流れのように流れて、またやってきますがまた流れ、循環していきます。ストレスのない日常はありません。でも、この方法を続けていると、ストレスを流すことができる弾力と柔軟性の高い心を作ることができます。

以上、今日は食事、脳、匂い、心からストレス予防をお伝えしました。小さな習慣、積み重ねると大きな一歩になっています。とりあえず始めてみましょう!

今日もみなさんの健康を心から祈って。

 

【オンラインヨガ】

ご自宅で本物の古典ヨガに
触れることができるオンラインヨガ

月に3回、3種類のクラス、
特別プログラム(不定期に開催&パッケージ)
を自宅で受けることができます。
詳細は↓

【キャンサーヨガ】

キャンサーヨガは、がんと共に生きていく中でかかる
心身のストレスをヨガを通して軽減することを目的としています。
患者さんが抱える心の不安を配慮し、身体の症状にあわせた
生活の質(QOL)の向上を目指すヨガのプログラムです
詳細は↓

【心理カウンセリング】
公認心理師による心のカウンセリング
詳細は↓

関連記事

  1. 暑い時ほどヨガと瞑想![瞑想を日常に取り入れてみる]

  2. 無農薬の紅大根 [浄化作用の強い春の赤い食材]

  3. 安全な酢リンス. 艶髪だけでなく経済や環境にもやさしい

  4. 本物の酢は体温を上げ ウィルス対策にも

  5. アーユルヴェーダのマッサージ:あなたの体質にあったオイルを選…

  6. 体が冷えるとどうなる?!: 冷え改善 vol.1

  7. 酢リンスは種類によって違うの?リンゴ酢・米酢・黒酢?

  8. ウィルス対策~ 体温を上げる

  9. 怒りにも種類がある!?5つの分類、見分け方、対処法。

  10. 夏の救世主 梅ごぼう

  11. 半日断食 no.20 [心編]

  12. ウィルスや菌による風邪にかかってしまったら 【風邪の各症状を…

  13. 夏は暑さとクーラー冷えが自律神経を狂わせる:血液循環アップの…

  14. 美を目指すなら腸・鼻・心を磨く:アーユルヴェーダとヨガの浄化…

  15. 無農薬の緑米 [デトックス作用のある春の食べ物でウィルスから…

  1. 2025.01.08

    スーパーエイジャー:ウルトラマン級の脳を持つシニアたち

  2. 2024.12.30

    健康習慣の小さな革命:「また甘いもの食べちゃった!」の罠…

  3. 2024.09.17

    実は心も食べ物でできている!?

  4. 2024.09.11

    古典ヨガと現代日本:Vine Artsヨガのクラス

  5. 2024.08.12

    猛暑から体を守る食:「寒天」

  1. 2020.05.01

    5月9日はオンラインヨガクラス

  2. 2019.11.26

    心理学・アートセラピーの年末ワークショップ

  3. 2019.10.31

    脳HOW no.6.「睡眠力」

  4. 2019.07.17

    Women’s Life はじまります!

  5. 2019.05.05

    no.5. 脳HOW

  6. 2019.02.04

    第5回 脳HOW 腸=脳=心

  7. 2018.12.22

    「ママのための勉強会 in 東京