梅干はウィルス対策に最強 – 6つのウィルス対策

<ウィルスに対して具体にできること>

ウィルスの共通点は
酸、塩、熱に弱いということ。

これらを効果的に上手に使うことで
自分と家族、コミュニティー全体を
守ることができるはずです。

具体的にできることは:

1塩番茶によるうがい(塩)
2紫外線による消毒(熱)
3梅干や梅酢、梅肉エキス、発酵酢を取り入れた食事(酸)
4発酵食品や繊維、野菜を多くとる(ビタミン)
5良質の睡眠
6ストレスマネージメント

詳しくはこちらを参照してください
ウィルス・細菌対策

免疫力を維持し
まずは自分の体を守りましょう。

<塩と酸の二刀流でウィルスをよせつけない梅干し>

「一日一粒で医者いらず」
「梅干しを食べると風邪をひかない」
と言われるように

梅干や梅酢は
ウィルスが苦手とされる
塩と酸の両方をもちあわせ
さらに殺菌力も非常に強い
自然のサプリ。

実際、インフルエンザの増殖を抑えることが
科学的にも立証されており、
ウィルス対策にも期待ができます。

ウィルスには大きく分けて、
RNAウィルスとDNAウィルス
この2種類に分けられます。

RNAは
インフルエンザやコロナウィルス、
Sars, Mersなどがこれにあたり、
増殖が速いのが特徴です。

DNAは
ヘルペスウィルス、肝炎ウィルス、
HIVウィルスなどがあり、
増殖が遅いのが特徴です。

どちらのウィルスも
突然変異により絶え間なく
ゲノム情報を変化させるため

抗体がなかなか作られにくい
というやっかいものです。

今回のコロナウィルスは
特に増殖が速く複数の変異が
すでに報告されています。

そのためコロナウィルスワクチンの完成は
少なくとも1年かかると言われています。

では、どうやって対応すればいいのでしょう。

1ついえることは
インフルエンザとコロナは
同じRNA系統のウィルス。

ということは、
コロナウィルスにもインフルエンザと
同じ予防策が効果的では?

変異が早くても特徴が同じなら
希望はあるかもしれません。

ウィルスの種類についてのミニ知識

<梅干しのエキスがウィルス増殖を抑える!>

梅干しから抽出したエキスを
ウイルスに感染させた培養細胞に加えると
約7時間後にはウイルスの増殖を約90%抑制され、

添加しなかった培養細胞は
ウイルスに破壊されていた

という研究報告が発表されました。

この有効成分はポリフェノールの一種で、
「エポキシリオニレシノール(Epoxylioniresinol)」
と名付けられました。

世界で初めて発見された物質で
まだ研究段階ですが
梅干を毎日食べることで
予防効果が期待できるとのこと。

和歌山県立医科大学の研究

なお、
「梅酢ポリフェノール」は、
紀州産梅果実に重量比で約0.1%含まれており、
梅干製造時に梅酢に約20%が抽出され、
梅干しには、約80%が残存しています。

梅酢と梅干しを両方使うことで
ポリフェノールを効果的にとれそうですね。

できたら自然栽培で育てられ梅を
ミネラルたっぷりの自然塩でつけた梅干が
お勧めです。

甘味料が入っていたり
添加物、農薬が混じったものは
効果にずいぶん違いが出てきます。

<梅干しをどのくらい食べたらいい?>

そして食べる量は
1日に梅干しを
5粒ほど食べれば、
ウイルスの抑制を期待できるとのこと。

でも梅干を一日5つも食べるのは
なかなか難しい。

そこで、私はご飯を梅干と炊いたり、
キッシュやおやきに梅肉、
ドレッシングやスープ、デザートに梅酢を使ったり、

梅肉エキス、
本物の醸造酢なども
併用しています。

特に梅肉エキスは
梅の貴重な成分だけを抽出した
少量で梅干し何個分にもなる
濃厚エキス。

梅肉エキスについてはこちらを
新コロナウィルスにも梅干しと梅肉エキス [ウィルス対策内服編]

梅干を使ったウィルス対策、
参考までに試してみて下さい。

皆さんの健康を祈って。

<参考資料>

ウィルスを知る

ウィルスと細菌と真菌の違い

紀州梅効能研究会

和歌山県立医科大学

紀州梅効能研究会

日本経済新聞

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