ターメリックでフェイスパック
皮膚は最大の臓器です。肌にふれるもの(肌につけるもの、着るもの、空気も)は肌の調子に影響が大きい。今日はヨガ話題ではなく、自然のものを最大限生かしたアーユルヴェーダ発のフェイスパックをご紹介します。
古くからインドで使われてきたハーブをブレンドして簡単にできる肌パックです。
材料は:
ごま油+ターメリック+トリファラ
3つの材料を混ぜて顔にぬり、15~20分おいて洗い流すだけの簡単なパック。
ターメリックフェイスパックの注意点、気になる点
・ ターメリックはほんの少量でOK(排毒効果が高いので少量で十分です)
・ ごま油はキュアリングしたものを使う
キュアリングの方法は↓をクリック
・ 材料は肌にぬるものなので農薬のかかっていないオーガニックのものがお勧め
・ 洗顔直後はターメリックの黄色い色が残りますが、自然に消えていきます。
トリファラ(Triphala)
日本では聞きなれないハーブですが、「トリファラ」とはアーユルヴェーダで古くから利用されているスローエージングのためのハーブです。3種類の果実(ハリタキ・ビビタキ・アマラキ)が均等に配合されています。
ちなみに、トリファラとはサンスクリット語で「3つの果物」という意味(トリ=3つ、ファラ=果物)。
抗酸化作用の強いビタミンCが豊富に含まれている3つの果物を粉にしたものです。消化器系や腸機能を改善し、結果、美肌を作ってくれます。飲むこともできます。
ターメリック(turmeric)
ターメリックは日本語では「ウコン」で有名ですね。春ウコン、秋ウコンがありますが。カレーには苦みの少ない秋ウコンがおすすめです。どちらもデトックス効果が非常に高いハーですが、春ウコンの方が効果が高いと言われています。
ちなみに、私は一度間違ってカレーに春ウコンを入れてしまいました。大変苦く、またこの苦みはどんなものを足しても消すことができませんでした。春ウコンは、薬として、また外用としてのケアーにいいのかもしれませんね。
ターメリックには非常に多くの効果があり、アーユルヴェーダでは最高のスパイスとして肝臓や皮膚の不調に高い効果があります。
西洋的に見てみても、その効果の高さに驚かされます。
主成分である「クルクミン」というポリフェノールは、感染症を予防し、免疫システムを後押しし、また血糖値や血中脂質をコントロールをするため余分な脂肪の生成を妨げ「痩身効果が高いハーブ」だとか。
また、抗発ガン性(2021, Majeska,F.,K.)や胃腸機能の向上など、近年でも多くの研究が行われていて、クルクミンが体重減少を促進し、肥満に関連する疾患の発症率を低下させることも実験で分かってきています。(2013, Metzler,M. International Union of Biochemistry and Molecular Biology, Inc.)
神経系への作用も大きく、ストレス緩和や精神安定として、古くからアーユルヴェーダで使われてきました。安眠をさそうハーブとしても有名です。
抗菌作用が強いのでうがいにも役立ち、台所の薬箱に一つターメリックがあると便利です。
フェイスパックに使うオイル
アーユルヴェーダでは体質や体調、季節によってオイルを変えますが、今回はごま油を使用しました。
ごま油は使用する前に一度加熱処理(キュアリング)をし、不純物を飛ばし浄化すると効果が高くなります。
キュアリングの方法↓
ごま油は温める性質があるため、真夏には冷やす性質を持つ「ココナッツオイル」を使っています。
「お肌の調子は内臓の調子」という言葉があるように内臓の調子を整えるのが基本ですが、時々、外からも栄養を入れてあげてケアーするのも大切です。
スローエージングは一日にしてならず。毎日の微調整、自然の力と先祖の知恵を借りてしていきましょう。
では、今日もみなさんの健康を祈って。
良い日を!
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