前回の記事では
酢リンスを6年使ってみたメリットをお伝えしました
↓
今日はその「使い方」と「コツ」についてです。
酢リンスをするときの注意とコツ
● 酢リンスの方法
・ 小さな桶に小さじ1
・ 長く放置しなでさっと洗い流す(酸化が進む)
・ 地肌にもしみこませると、フケ・かゆみの防止、表皮を清潔に保ち、さっぱりとした洗い心地に
・ 頭皮マッサージをプラスすると、頭皮の血行が良くなり、髪質も脳の状態も亢進させます
(ツボやマルマにそったマッサージはなお効果的)
● 酢リンスのコツ
・ 髪を乾かした後、クシで髪をとくと、ツルツル度が増します
・ 髪先がパサつくときは、ホホバオイルや椿オイルなど好みのオイルをつける
(アーユルヴェーダ式に体質によって油を使い分けるとなおよい)
酢リンスで髪質が落ちた?!
長年、合成リンスを使っていた方が
酢リンスに変えると、
髪の質があまりよくなく感じることがあります。
「やっぱり酢なんて
私の髪にはいまいち。。。」
そう思われる方、本当に多いと思います。
初めは私もそうでした。
でも、実はそのぱさぱさした髪が
本来のの自分の髪質、
すっぴんの髪です。
今まで、「リンス」という名前の「化粧」を
髪の毛に24時間していた状態だったのです。
リンスなしでは髪がパサつきませんか?
もう〇〇メーカーのリンスが欠かせない状態ではありませんか?
酢リンス後は
石鹸のアルカリを中和しただけの
「すっぴんの髪」の状態です。
なので、髪質が変わるまで、少し「忍耐」が必要です。
長らく化粧をしていて
すっぴんで一日を過ごすと
初めは、洗顔後、
つっぱたり、かさついたりしますが
だんだん「自分の力」で内から油脂を出すことができ
肌が自分の力で息をしはじめます。
髪も同じ。
しばらく髪もすっぴんのまま過ごしてみてください。
コーティングしないことで、髪本来の力がよみがえってきます。
抜け毛が減った、という話を聞いたこともあります。
髪のためにできることは「消化力の改善」
髪は栄養状態・睡眠状態・心理状態を反映します。
酢リンスでパサつく方はこの3つを見直し
やりやすい部分から少しずつ改善してみましょう。
今回はこの3つの中の
「消化力を改善」について
アーユルヴェーダの視点から少しお話します。
五千年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療アーユルヴェーダでは、
髪の状態は、消化の質と消化管の状態の表れであると言われています。
・ 便秘と下痢
・ 腹部膨満感・ガスがよくたまる
・ 食欲の不安定さ
・ ニキビ・湿疹など肌トラブル
・ 食後眠くなる
・ 疲労・ストレスを食べることで緩和したくなる
もし、あなたにこういった消化器系の問題が少しでもあれば
髪にも影響があるでしょう。
消化が悪い状態(「アグニの働きが悪い状態」)
が続き、体に未消化のものがたまると
循環が悪くなり、
体組織・髪への栄養がいきわたらず
髪の毛はやせ細り、抜け毛、白髪が目立ってきますが
自分自身のケア(食事・睡眠・心)を日ごろからすることで
太く光沢ある美しい髪質を取り戻すことができます。
少々時間はかかりますが、根気よく食事改善やってみましょう。
(健康な子どもたちの髪はみんなつややかですよね)
アーユルヴェーダ式、消化力を上げる4つの方法
アーユルヴェーダで消化力を上げるために、3つの柱に注目します。
1.アハーラ(食生活)
毒素のたまりにくい食事をしましょう。間食は避け、よく噛んで小食を心掛けます。アルコール、カフェイン、精製糖、スパイス、肉類の過剰摂取は消化力を下げ、体に熱をこもらせ、髪は乾燥してもろくなり、最終的には抜け毛の原因となってしまいます。
2.ヴィハーラ(ライフスタイル)
太陽とともに生活しましょう。朝は太陽が昇る前に起き、規則正しい生活が体のエネルギーを活性化します。特に、細胞の修復期である夜10:00~2:00は必ず熟睡できているよう心掛けましょう。そのためには脳が興奮するスマホは寝る1時間前には触らないようにしましょう。
3.エネルギーのコントロール
一日のエネルギーの使い方を意識して生活しましょう。ネットを使いすぎてませんか?運動不足ではありませんか?自然にふれていますか?笑っていますか?感動していますか?しっかり休息をとっていますか?いつも自分に問いかけながらコントロールしていきましょう。
素肌の潤いある豊かな髪にもどるために
酢リンスを活用しながら
生活習慣も見直し
根気よく取り組んでみてください。
体は必ず答えてくれます。
美は一日でならず!
酢リンスの過去の記事です↓
酢の内服手当です
<h2>【オンラインヨガのお知らせ】</h2>
ヨガスケジュール ⇩